4週間経過して 振り返り
このカテゴリはここでひとまず占めるために、事後の振り返りを、、、次なる時期が来るまで凍結。
あっという間に4週間が経過した。
最初はリリース時期が決まっていたけども、あまりにいろんなことが決まっていない状況に焦ってしまっていたけども、最近では焦ってやってもいいもの作れないし、まぁ今の状況で出来ることをやって、来るべき本当のスタートに向けて準備をしていこうというスタンス。
この間やったことと言えばそれほどはなくって、久々のサーバいじりが主。うまくインストール出来なかったりして苦労したなぁ。
- Windows Vista と Fedora Core のデュアルブート環境作り
- Dynamic DNS環境(ルータ/サーバ)作り
- Pukiwiki 立ち上げ
- trac 立ち上げ
- 基本ネットワーク設計
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大まかコスト算出
- イニシャル/年間ランニングコスト内訳算出(サーバ*台、ルータ*台、運用者*名とか)
元々この転職はリストラで給料30%カットされたことがきっかけだけど、結果的にカットされた分を取り返すことが出来たので、今となってはコスト的な理由は成り立たなくなった、、
コスト的な理由を抜きにしても新天地に移ったメリットは大きい。
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周りの人間のスキルレベルが高い</p>
- 技術的には?マーケット/業界知識的に長けている企画系の人間が多い
- これを吸収するための時間が必要なので、必然的に長くいる意味がある
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やはり未知なる夢に対して投資を出来る資金力
- 本当にコンシューマの力を発起してビジネスを成功させるアプローチではないけども
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実際推進する人数が少ないので、自分の意思が反映されやすい
- むしろインフラの部分は自分ひとりしか作れないので、100%反映
いまさら思うのが、仕事場として求める要素として、
- ビジネスフィールド(どこでビジネスをするのか)
- パートナー(社内外ともにスキルフルな人間がいるか)
- キャッシュ(何かを始めるにはなくてはならない)
この3点がそろっていることなんだろうなぁ。
今回、多くのエージェントと多くのディスカッションを経て、自分の気づきと人とのつながりと恵まれた職場に出会えたことが良かったと思う。
さて、この思いが継続して行くかは、、、それはこれから。。。
下の歯研磨
だいぶ上の歯の隙間も知らないうちに埋まってきているようで、早くはないけどゆっくり閉じてきている。安定期と言った感じか、あせらずあせらず。
下のワイヤをはずして前々回にもやった、小さな糸ノコみたいなやつで歯の隙間を作るために削っていく。
ただ、それをやる前にまた前々回と同じような説明をしているので、もしかして前にやったこと忘れてる?削って引っ込むのは良いことだし、削り過ぎて虫歯にならなきゃいいので、まぁ突っ込まずに行こう。
もうちょっとで1年か、、順調にきているから今年の秋くらいには終わってくれると良いんだけど、意外とここからが結構かかるんだろうなぁ。
本日の清算: チェック代 ¥5,000
Rimo
休日には貴重な自分の時間にそれとなく気になっていたサイトからリンクをたどっていく。
と伝って行き着く。おー、これがはてなが作ったダラ見サイトか。ほんとテレビみたい。
オリジナルコンテンツはYouTube上だから、このサイトは中継しているだけで負荷が少ない。2ヶ月間で作れてしまったそうな*1。これもオープンソース、APIの成せる状況だからだよなぁ。
ユーザインターフェイスを限りなく削るという特徴の他に一番大きいのは、見ている人に対してサイトが能動的に提供しつづけるスタンス。今までのサイトでこれをやっていたのは広告くらい。
能動的に連続的に、、、なんかこれからのヒントになりそうな予感。
泣けてしまう曲との出会い
1年に1,2度1人で音楽を聴いている時にその力に誘発されて号泣してしまう時があったりする。
Rimoでダラ見している時に出会ったのが2つ。両方とも BankBand の Live からのようだ。
この曲のメロディがすごく誘発されている自覚はあったけど、気持ちがこもったこの Live はいいなぁ。BankBandの活動は知っていたけど、もっと知りたくなる。この Live はつま恋で毎年やっているようだ。ap bank のあゆみを読むと活動の様子が良く分かる。
http://www.apbank.jp/index.html
生保のCMからジーンと来る曲だと思ったけど、2007年始まりの死に対してもまだ何か思い足りなかったんだろうな。
IMの必要性
転職した会社は規模的に大きいということもあり、社内LANは情シス部がいろんなフィルタイリングをしている。
コンプライアンスを意識して全社員に統一した環境を提供することは確かに大事なんだろうけど…
一番困るのは IM(Y!, MSN, Skype) が通らないこと。結構、社外であったり遠隔地のメンバとメールよりも軽い内容のやり取りしたい時に使いたいんだけど。社内からノウハウを集めるのは難しい環境なので、これから情報収集とかリクルートとか(w しなくちゃいけないので、そういう時のファーストコンタクトには適当な手段なんだよなぁ。
ということで、ちょっと連絡したい時はメール or 自宅から IM でのオフライン送信しますのでよろしく > みなさま
(新しい仕事に)びびり気味
初日に軽い打ち合わせ。部署の組織体制と担当するプロジェクトの概要説明を受ける。
ん~、このプロジェクトかなり(予算的にもスケール的にも)デカイ。。。
しかも担当している人間がいなかったものだから実質一人で進めていくので、その責任も当然デカイ。。。まだコンセプトレベルで考えることいっぱいだし、なにしろパートナーがいるにせよ未経験部分がほとんどだから勝手が分からない。
これもしもこけちゃったり、リリース日に間に合わなかったりしたら…なんて珍しくマイナス気味に思考している時点でびびっているのか。
こんな感覚久しぶりだなぁ。でも、これを求めていた訳でホントにやれる環境に入れたなぁと実感。
リリースは2007/11中。腹をくくってやるだけやるさぁ。
ザ・サーチ ~グーグルが世界を変えた~
本のグーグルの中で紹介されていた本。グーグルの創設期の様子が分かりそうだったので読んでみた。これも読み終えたのは半年前。
- 作者: ジョン・バッテル,中谷和男
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2005/11/17
- メディア: 単行本
- クリック: 70回
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著者が外人で訳された文章なので、理解がスムーズ行かない点は我慢しつつ読む。
# 訳された本はやっぱり読みづらいなぁ。本来の意味を得たいから読み直しとか考えて立ち止まる時間がかかる
前半はインターネットにおける検索エンジンの歴史についてページが割かれる。どこの誰が生み出して、その検索エンジンは買収されて結局なくなっちゃったとか。あまり一生懸命読む必要がない部分かと思って斜め読み。
中盤付近からグーグル誕生から検索広告サービスの登場、そして上場の流れを追うことが出来る。
まず思ったのはアメリカという国はグーグルのようなケースを生む土壌が出来ているのだなぁということ。創設者のペイジとブリンはスタンフォード大学院時代にグーグルを作った訳だけど、大学院生は起業して成功を夢見ることが普通だそうな。大学教授はビジネスを起こすためのアドバイスや人脈の紹介のサポート機能も果たせている印象。日本とは全然スピリットや環境も違うな。
あと、グーグルがビジネス的に成功した検索キーワード連動型広告のサービスは外部者の検索への考え方をヒントに作られたことで、外部からの情報や人脈、時代の経過があって成功できたといえる。それまでは優れた検索エンジンは持っていたけど、ビジネスモデルが描けずにキャッシュだけを消費する日々に苦しんでいた様子も分かり、最初からきれいなビジネスモデルを描いて成功するケースはやっぱり無いよな。という点でホッとしたというか少し安心した。
上場後のグーグルの様子は急激に巨大化した怖さや問題、会社組織の変更、そこで働く人間に求められることと考え方が読み取ることが出来るので、グーグルという会社のリアルな部分を見て取ることが出来る。
グーグルは創設者2名の影響力がかなり大きいので、部内外者にとってはグーグルという会社がここまで大きくなって大きな力を得ているという現実は認識できても、それが自分達にとって良いのか悪いのか分からないままその大きな力の前に脅威を抱いている。という現状が現れているんだろう。
不要な情報は多いけど、エピソードとして具体的にグーグルを知れる本。
</div>グーグル Google
ウェブ進化論の中で出てきた本。よりグーグルについて知りたいと思ったので読んだ。
これも読み終えていたのは半年前。
グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)
- 作者: 佐々木俊尚
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/04
- メディア: 新書
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グーグルにフォーカスしているだけあって、グーグルが提供しているサービスが社会的いかに大きなインパクトかを理解できる。普段グーグルのサービスは無料でいいなぁ、と気軽に使っていることがいかにインパクトが大きいことかが分かる。
この本で紹介されているグーグルのサービス
- Google News
- Gmail
- Google Map
- Google AdWords
事例として Google AdWords を使ってつぶれかけた会社が持ち直した中小企業や逆に検索結果から削除されて倒産寸前に追い込まれた企業。また、サービスすることにより発生している様々な問題の紹介がされている。
ウェブ進化論のように論理的で客観的な文章ではないので、世の中全体として大きく理解したい時には不足だと思うが、グーグルが提供している具体的サービスイメージをするにはやさしくていい本。
</div>ウェブ進化論
この本をレビューするのに半年かかってしまった。。。
http://d.hatena.ne.jp/d_sea/20060731 にはその時考えたことをまとめたけど、半年経った今、漠然としていたことが浸透してきて確信になっている。その展開のスピードは非常に早い。
読み終えたのは半年くらい前だけど、そのインパクトの強さに気軽にまとめきれなかった事情がある。この本がなければ2006年以降、自分のインターネットへのスタンスの変化がなかったし、転職先を選ぶ基準にも大きく影響した。という意味では自分の人生にかなりのインパクトを与えることになった1冊。
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
- 購入: 52人 クリック: 839回
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いわゆる Web2.0 系なサービス達がもたらす社会的インパクトの大きさが良く理解できる。少しまとめると、
- 考え方
- ロングテール
- チリも積もれば山となる
- オープンソース
- 情報共有し、良いもの向かってみんなで作る。タダ。
- 総表現社会
- 個レベルで情報発信し、誰もが見れる
-
実際の事象/サービス/技術</p>
- Google アドセンス
- Google map の API公開
- Amazon API公開
- Blog
- RSS
- Ajax
- Wiki
- ASP
自分なりの解釈をすると、個々人がインターネットに対して発信/閲覧する環境が整えられていて、ネットワークとリンクによって自由にその情報が流動することが出来る。また、個々人に対して最大限のインパクト(ある意味大手企業をしのぐパフォーマンス)を与えることの出来るサービスが無料で提供されている環境。を言うのかなと思っている。
ビジネスにおいて今までとの比較をすると、システムとかサービスというのは基本的にその企業にあったソフトを作り込むことで高額な売上を上げて生きてきた訳で、それは汎用性の薄いブラックボックス化されたものだったので、流通することはなかった。ニュースといえばマスコミから得ることが普通だったし、インターネットもビジネスの視点で売上を上げるために生まれたサービスが主だった。
それが一気に変わってくる可能性を秘めているし、すでにその兆候は見て取れる。オープンソース/API公開によってシステムを自由に利用することが可能で、それらを組み合わせれば安価で機能的には遜色のないシステムが出来てしまう。という点でシステムベンダの売上規模が激減する可能性を秘めている。マスコミとは独立した個の情報発信によって、ニュースを様々な視点から捕らえることが出来るし、むしろマスコミから提供される情報量は非常に少なく、断片的だということも分かってきてしまった。これは大企業の既存のビジネスをひっくり返す可能性を秘めているし、企業もビジネスモデルやスタンスを大きく変えていく必要がある。
ただ、これは本来インターネットが持っている、”空間を越えて誰とでもつながれる” という特性がやっと開花してきたという印象。今まではビジネスの視点が大きく出てきていたし、技術もそれを実現するためにはまだ浅かった。
2006年2月初版だったので、この時に出会っていたら2回目の転職は違った方向の会社になってただろう。ただ、その時これから行こうとしている会社とは出会ってなかったかもしれないので、人生は振り返ってみて初めてつながってきたりする。
最初にインターネットに出会った時のなんとなく感じていた、尽きることのない大きな可能性というのはこういうことだったのかぁ。と時代に教えてもらったということか。今はインターネットを仕事にする立場でそれに賭けてみようと思った。それはすごく面白いことだと思った。
</div>オヤヂ化か…
年下の世代の人と飲むことは少なくって、どんな話ができるのかなぁと期待と緊張をもってサシ飲みに望んだけど色々差はあるのだなぁと実感。
自分が同じ年の時を考えると納得する部分はある。自分の成長を意識して勉強し始めているけど、なんというかそれを得るためにまだガメついていなくって腹黒くないっていうか。そういう自分は既に腹黒くなってきていると思うし(w
どうしても多くをしゃべってしまうのは年のせいなんだろうなぁ。それは何かを伝えなきゃとか成功できる可能性とかへの期待があるからなんだろう。オヤヂ化と言ってしまえばそれまでか。もうちょっと対等なスタンスで共有できる話題の提供とか質問とかが出来るといいのかな?
自分の年齢的なポジションを自覚できるいい機会だった。