グーグル Google

ウェブ進化論の中で出てきた本。よりグーグルについて知りたいと思ったので読んだ。

これも読み終えていたのは半年前。

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)

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グーグルにフォーカスしているだけあって、グーグルが提供しているサービスが社会的いかに大きなインパクトかを理解できる。普段グーグルのサービスは無料でいいなぁ、と気軽に使っていることがいかにインパクトが大きいことかが分かる。

この本で紹介されているグーグルのサービス

  • Google News
  • Gmail
  • Google Map
  • Google AdWords

事例として Google AdWords を使ってつぶれかけた会社が持ち直した中小企業や逆に検索結果から削除されて倒産寸前に追い込まれた企業。また、サービスすることにより発生している様々な問題の紹介がされている。

ウェブ進化論のように論理的で客観的な文章ではないので、世の中全体として大きく理解したい時には不足だと思うが、グーグルが提供している具体的サービスイメージをするにはやさしくていい本。

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ウェブ進化論

この本をレビューするのに半年かかってしまった。。。

http://d.hatena.ne.jp/d_sea/20060731 にはその時考えたことをまとめたけど、半年経った今、漠然としていたことが浸透してきて確信になっている。その展開のスピードは非常に早い。

読み終えたのは半年くらい前だけど、そのインパクトの強さに気軽にまとめきれなかった事情がある。この本がなければ2006年以降、自分のインターネットへのスタンスの変化がなかったし、転職先を選ぶ基準にも大きく影響した。という意味では自分の人生にかなりのインパクトを与えることになった1冊。

ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

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いわゆる Web2.0 系なサービス達がもたらす社会的インパクトの大きさが良く理解できる。少しまとめると、

  • 考え方
ロングテール
チリも積もれば山となる
オープンソース
情報共有し、良いもの向かってみんなで作る。タダ。
総表現社会
個レベルで情報発信し、誰もが見れる
  • 実際の事象/サービス/技術</p>
    • Google アドセンス
    • Google map の API公開
    • Amazon API公開
    • Blog
    • RSS
    • Ajax
    • Wiki
    • ASP

自分なりの解釈をすると、個々人がインターネットに対して発信/閲覧する環境が整えられていて、ネットワークとリンクによって自由にその情報が流動することが出来る。また、個々人に対して最大限のインパクト(ある意味大手企業をしのぐパフォーマンス)を与えることの出来るサービスが無料で提供されている環境。を言うのかなと思っている。

ビジネスにおいて今までとの比較をすると、システムとかサービスというのは基本的にその企業にあったソフトを作り込むことで高額な売上を上げて生きてきた訳で、それは汎用性の薄いブラックボックス化されたものだったので、流通することはなかった。ニュースといえばマスコミから得ることが普通だったし、インターネットもビジネスの視点で売上を上げるために生まれたサービスが主だった。

それが一気に変わってくる可能性を秘めているし、すでにその兆候は見て取れる。オープンソース/API公開によってシステムを自由に利用することが可能で、それらを組み合わせれば安価で機能的には遜色のないシステムが出来てしまう。という点でシステムベンダの売上規模が激減する可能性を秘めている。マスコミとは独立した個の情報発信によって、ニュースを様々な視点から捕らえることが出来るし、むしろマスコミから提供される情報量は非常に少なく、断片的だということも分かってきてしまった。これは大企業の既存のビジネスをひっくり返す可能性を秘めているし、企業もビジネスモデルやスタンスを大きく変えていく必要がある。

ただ、これは本来インターネットが持っている、”空間を越えて誰とでもつながれる” という特性がやっと開花してきたという印象。今まではビジネスの視点が大きく出てきていたし、技術もそれを実現するためにはまだ浅かった。

2006年2月初版だったので、この時に出会っていたら2回目の転職は違った方向の会社になってただろう。ただ、その時これから行こうとしている会社とは出会ってなかったかもしれないので、人生は振り返ってみて初めてつながってきたりする。

最初にインターネットに出会った時のなんとなく感じていた、尽きることのない大きな可能性というのはこういうことだったのかぁ。と時代に教えてもらったということか。今はインターネットを仕事にする立場でそれに賭けてみようと思った。それはすごく面白いことだと思った。

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オヤヂ化か…

年下の世代の人と飲むことは少なくって、どんな話ができるのかなぁと期待と緊張をもってサシ飲みに望んだけど色々差はあるのだなぁと実感。

自分が同じ年の時を考えると納得する部分はある。自分の成長を意識して勉強し始めているけど、なんというかそれを得るためにまだガメついていなくって腹黒くないっていうか。そういう自分は既に腹黒くなってきていると思うし(w

どうしても多くをしゃべってしまうのは年のせいなんだろうなぁ。それは何かを伝えなきゃとか成功できる可能性とかへの期待があるからなんだろう。オヤヂ化と言ってしまえばそれまでか。もうちょっと対等なスタンスで共有できる話題の提供とか質問とかが出来るといいのかな?

自分の年齢的なポジションを自覚できるいい機会だった。

年の功

たまたまお誘いもあって、多分2年くらいぶりの人と会った。

色々話してて心地よい感じがしたなぁ。なんと言うか今回の転職に関しても励まされた気がするし…ありがたかった。

それって何なんだろうって考えたら、やっぱり年の功なんだろうって思った。知識以外に大きな視点で語ってるのが良いんだろなと…

プー期間中もろもろ

有給消化+プー期間合わせると結構な時間があって、一応ToDoリスト作ってやりたいことをやるつもりでいたのだけど、困ったことに思ったように進まない。

無視は出来ない重要なことがあったり、年末から我慢していた人たちとの飲みだったりするのでそれそれでいいのだけど。。。

で、家にいて煮詰まりがちになった時にいいリフレッシュ法ってなんだろう?今までやりたいように過ごしてきたので、あえてリフレッシュする方法なんて見つけてこなかったけど。

とりあえずホコリだらけのギターを弾き始めてみたりしている。こんなに我がギター(Ibanez 540S)は弾きづらかったのか?と思うほど弾けない。。。確か途中で挫折したCD付のスケールトレーニングブックがあるから少しずつでもやって、1月末までに終わらすか。

あれ?ToDoリストは?….それを言っちゃあおしめーよ

ゴム張替え

顎関節症による右顎の痛みも治まって年明け初の診察。

上の前歯は徐々に隙間を埋めるように広がって角度も垂直に近くなってきた。そうすると口を閉じた時下の前歯と少し当たるようだ。本人はあまり自覚してないけど、当たるのはまずいということで当たっている上の歯の裏側を少々削る。こんなに少しで大丈夫?と思ったが閉じてみるとちゃんと当たらないようになる。さすがプロだよな。

今後はより上の歯が垂直になり収まってくるから、下の歯も隙間を削りながら引っ込めるようになるとのこと。あと2,3回後からそうなるだろうとのこと。

ワイヤは替えずそれに沿って張ってあるゴムを交換。隙間の間に細いワイヤを張ってあとはフロス、ポリシング、虫歯になりにくくするためにフッ素を塗ってもらって終了。

4週間後に予約を取る。

本日の清算: チェック代 ¥5,000

2006.12-2007.01 結果まとめ

案件まとめ
OK 内定 2
NG 自己都合 1次面接後NG 2
書類先行時NG 3
NG 相手都合 書類先行時NG 4
途中でキャンセル 書類選考中 1
合計 —- 12
  • 最初の方に受けた2社がそのまま内定出てその会社を基準に考えたので、その後に進めていたものは途中でキャンセルしていたりする 計5件
  • 書類先行でNGを食らったとこはスペックオーバー(要は希望年俸が高すぎる) 3件、スキル不足(サーバもちゃんと分かってて欲しい) 1件
エージェントについて

今回7社のエージェントを使ったけど、こちらが良かったと思う点のまとめ

  • 求人票(紙 or データ)を出してくれる</p>
    • 今まで口頭だけで紹介受けていたこともあって、求人票に記してある以下のような情報があると事前準備に役に立つ</p>
      • 業務内容、何を実現して欲しいか
      • 希望職種や求めるスキル
      • どのくらい影響力があるポジションか
      • 今後その会社が狙っていること
  • 基本的にやり取りをメールのみにしてくれる
    • 今回複数エージェントを使っているので混乱しないようにメールで残っていると漏れがなくなる
    • さすがに口頭のみで面接のセッティングをしてくるところはなかった
    • 普段のやり取りはメールで面接後の感触をつかむ、内定後の説得には電話を使ってきたとこもあり
  • 紹介者のキャリアを見据えてのコンサルティングをしてくれる
    • 手持ちの案件を紹介するだけだと本当にやりたいこと/方向とマッチしない場合があるので、紹介前にコンサルしてくれるスタンスをとっているエージェントはその後のやり取りもスムーズ
    • 出来れば3年後、5年後くらいを見据えて年齢、世の中の動向、キャリアを考慮しながらどう進めていくか一緒に考えてくれると自分の将来像を描きながら案件を見れる
    • 最悪なのは案件だけを見て候補の人材を探し回っているスタイルのところ。こちらにとって全く付き合って意味のないとこ
  • 面接前のアドバイスをくれる
    • 面接前にどういう準備をしたら良いか、面接官のどういう人物か、何を聞かれるかなどの情報をくれると準備して面接に望める
    • セッティングだけして事前情報全くなしという方が実は多い
  • 質の高いクイックレスポンス
    • 結局、今回決めたところの紹介エージェント担当者はメールを出したら20分以内に夜であっても返事をくれる
    • 返してくれる内容の質は高く、こちらか聞きたいとと+αで返してきてくれるところは非常に信頼できた

決めちゃった

今、エージェントへ内定もらっていたところの入社意思通知メールを送りました。

決め手のポイントは以下

  • ずっとやりたかったサービスの立ち上げが出来る
  • 自分のトータル的なスキル(技術、技術以外の部分両方)が問われる人数規模とミッション
  • 企業規模が大きいのでつぶれる心配がない
  • 面接官の経験とスキルが高くていろいろ盗みたいなぁと思った
  • 面接時に参加して欲しいとその場で言われたプロジェクトが非常に魅力的だった
    • 日本における時代のちょうど半歩先くらいで、これ当たればでかいぞ的なモノ

今回は7つのエージェントにお世話になって色々な案件を見ながら決めれたのが良かった。

結果のまとめは別で行う予定

パターンオーダースーツ注文

四十九日が予定されているのでスーツを作りに。さすがに5年も前のスーツだと形がボンタンのような太いパンツにダッポリとした上着で、今どきのタイトでスリムなシルエットと比べるとかなりかっこ悪い。ってスーツも流行が変化するから5年も持たないよなぁと。

あまり予算はないけど体型にあったもの作りたいよなと思い丸井へ。確か以前買う気ないのに覗いていたら店員がオーダー作れますよ。生地によっては安くなります。と言っていたのを思い出したので行ってみた。

聞くとある程度決まった型を詰めたり出したりしながら合わせていくので、パターンオーダーだったけどまぁOK。たまたま残っていたということで持ってきた生地がなんと値段が福袋価格で ¥31,000!!思わず “これって上下合わせて?” と聞いてしまう程。

オーダーでこの値段はビックリだ。

オーダーで対応する内容は以下

  • パターン変更可能部分</p>
    • 袖丈
    • 着丈
    • 上着 腰周り
    • パンツ 裾
    • パンツ 股部分
  • 選択可能部分
    • 上着ポケット形態
    • 裏地
    • 裏地ステッチ色
    • ボタン配置 : 3 or 4つ、並列 or 重なり
    • パンツ裾 : シングル or ダブル

自分仕様が楽しめてこの値段なら全然ありだな。問題は仕上がりだけど。3週間弱で出来るとのことなので楽しみにしておこうっと。

内定後 人事面談

2006年末駆け込み内定通知をもらったところの人事面談。なぜか担当したエージェントも同席した。

説明されたのは以下

  • 年俸提示</p>
    • 面接時の希望金額通り
  • 役職
    • 年俸以外の支給方法の社員とを区別するため
  • 給与支給
  • 勤務時間/休日(有給休暇)
    • 3ヶ月後に3日、6ヵ月後に+7日、計10日
  • 評価制度
    • 取り組み姿勢+成果だが、成果の比率を高くして成果主義としている
    • 点数による絶対評価からその点数をもって役員による年俸増減額決定
    • その金額幅の決定基準はブラックボックス(減ったとしても生活に支障が出ないレベルの幅ということらしい)
      ということで相対評価といっている
  • 2月入社した場合の今後の対応
    • OKだすと書類がきてその提出日に1日行く必要がある
    • 入社前に健康診断の実施(ダタ)

一般的な業務環境の説明だが、実はちゃんと説明しないまま入社してみてわかることが多くなりがち。それに比べればみっちり1時間かけてくれるのはありがたかったりする。

特に問題は感じられない(最初は休めねぇなぁ、と思ったくらい)のでOKか。

仕事内容は非常に魅力的かつ自分の希望にばっちりなので、ココで硬いか。

最後にオフィスの様子を見させてくれて(結構ビッチリな感じ)、ついでに1次面接者とご挨拶してオフィス内に入れてくれた。来週前半に正式回答をすることでお伝えして終了。