2月末でテクニカルアドバイザーの案件が終了したので、個人的な振り返りも含めてまとめておく。
UI は動的なものが当たり前に求められる時代に
Web UI は動的な見せ方が当たり前になったなぁと思う。 スマホが普及したことの影響もあるだろう。
ボタンを押した時のちょっとしたアニメーションも当たり前。 ページ遷移なくデータが更新されるのも当たり前。 ユーザー側も開発側もそれが標準的なUIと思うようになった。
そうすると必然的に Javascript のフロントエンド開発が必須になる。 結局、 UI 作る = Javascript でフロントエンド開発みたいな感じになる。
Web が覆い尽くす
UI としては Web 以外の手法もあるけれど、結局 Web に集約されそうな気配。
昔なら Windows 上でアプリを動かすことをしていた。 (みずほ銀行のATMにあるディスプレイで、エラーが起きてWindowsのデスクトップが見えている時があるのがそれ)
今なら Android, iOS 上でアプリを動かすのもありだけど、まだまだ開発の敷居が高いだろうな。 OS への依存度が高いのでロックオンされて、バージョンが上がるとエラーが出るようなことが Web に比べてると比較的多い印象。
Web なら今ある知識がそのまま活かせるし、デザインや機能含めすべての面で豊富オープンソースの恩恵を受けることができる。 Web のオープン性が生きている感じ。
構成は Javascript フロントエンド + API で
API サーバーを自前で建てるか、外部を使うかはあれど、構成は
Javascript フロント + API
これで良い。
個人的には、API は Firebase の Firestore Database にして、フレキシブルなカラム変更、ノーメンテナンスにして、バックエンド開発なし、サーバーレスのおまかせ運用にする。
Google 検索で得られる以上の情報を提供する
フィードバックで、欲しい情報は十分いただけたけど、もうちょっと優しい内容もあると。。という内容があったけど、 結構それはわざとで、自分が提供する情報は Google 検索で得られる以上のものであるべき。というのがある。
概要の概要みたいな部分は Google 検索すれば、豊富なサイトにアクセスして読むことができる。 読めば「何となく分かった」感じにななれる。
でも、システムを開発する場合、その程度の理解度では全然足りなくて、もっと実践的な理解が必要になってくる。
何となく分かるレベルの情報は知っているけど、更にその先に進めないから依頼(お金を払ってでも解消したい価値)があると思っている。
だから、基礎の基礎みたいな部分は追ってでも補完してもらって、もっと実現するために必要な大事な情報を提供するために時間を使っている。
なるべく動いているものを見せる
アドバイザーなので、コードを書かない、システム設計開発しない。ことは伝えていたのだけど、結局、簡易デモ環境を作って見せてしまった。
実施動くものを見るほうが何十倍も理解が進むので、あったほうが良いよなと思って、ちょっと作ってしまった。
アドバイザーは、適当なことを喋って時間を消費させることもできるし、そういう振る舞いの人も見かけるけど、個人的には物足りないと言うか、仕事に対してはもっと誠実でありたいと思う。
なので、理解をもっと深めてもらうためには何が必要かなと考えて、自分から提案して作った。
紹介会社が課題
それまでの反応やフィードバックを聞くに、多分エンドユーザーの課題は解消できたようなので、満足度は高かっただろう。
ただ、人材紹介会社が間に入る形式だったけど、やっぱりというか、相変わらず課題があったなぁ。
多分お金払う側から意見があって改善策を打ったのだろうけど、専門家側からすると契約内容以外の無駄な工数を強いられているだけになった。以前より悪手を打って状況を悪くしている。
単純にマッチングだけならもっと簡易的にできるはずだし、それで良いのだけど。
紹介会社の取り分程の価値が提供できないから意見を言われちゃっているだけなので、マージンの取り方を工夫すれば良さそうだけど、目の前のうまみがあるからそこは変えられないんだろうなぁ。
人材紹介会社の強みは大企業へのリーチ力と思っているし、マッチングだけしかしないのはそういう会社と思っているので、それで結構。業務に関わろうとしても、そもそも関わるような立場も提供できるスキルもありませんになちゃう。
ネットでマッチングできるサービスがあれば正直それで良いけど、今のところ見当たらないところを見ると、大企業は使ってくれないのかな、専門家側のエントリーがないのかな。
何れにせよ、課題は大きいのであまりこの状態が続くなら、自分でマッチングのためのサービス作っちゃうかも。
ということでお仕事募集中です
ということで、アドバイザーはこんな感じでやってきました。
お仕事の相談あればコンタクトフォームからいつでもご連絡ください。