本を書きました「ひとりスタートアップ」


実は、本を出しました。

Kindleで販売中です。

ひとりスタートアップ 無理せず確実に成長するための実践ガイドブック

タイトルは「ひとりスタートアップ」、 サブタイトルは「無理せず確実に成長するための実践ガイドブック」です。

Kindle Unlimited な方は無料で読めます。

今まで本は2冊ほど共著で出したことはあるのですが、自分で企画、執筆、出版した初の本となります。

どんな本?

端的に言ってしまうと、「ひとり」で「スタートアップ」をするため本です。

本書内の「はじめに」には、

これから、「ひとり」で「スタートアップ」するための、考え方やうまくいくためのポイントをおさえながら、実践するためのコツや具体的な方法を説明します。

(中略)

「ひとりスタートアップ」は、あなたひとりしかいませんので、無茶はせずに、なるべく確実に進めます。

あなたのチャレンジを、大事に、大失敗を避けながら、まずは身の丈にあったやり方で成長を確実に作っていけるような方法です。

こんなことを書きました。

ひとりで、自己資金のみで、投資・借金せずに、サービスを成長させるための実践ガイドブックにしています。

ひとりスタートアップの考え方から準備、サービス作り、リリース後の集客、運用と、一通りのサービス作りのフェーズをカバーしています。

「自分でサービスを立ち上げたい」とか「独立しようかな」とか考えている方が、始める前にまず読んでもらって、実際に進めながらもう一度読み進めてもらえると良いなぁと思っています。

読者対象はIT系のサービスを立ち上げたいと思う見込み創業者ですが、新規事業の立ち上げをミッションにされている方でも「リスクを最小限にして確実に成長させる」アプローチは参考になるかと思います。

読者を励まし、応援し、常に並走し、アドバイスを送るための本を目指しました。

なぜ書いたの?

独立して13年、最初のスタートアップをチャレンジしてから12年が経っていました。

リーン・スタートアップに出会ってからは、その実践を重ねて来ましたが、うまく行ったこと・行かなかったことがあり、実践ノウハウや知見のようなものがある程度得られたと思っています。

今回、それを世に出してみようと思いました。

いまだに起業や新規事業には成功パターンはないと思われていますが、ある程度実践的な知見が集まれば「大きな失敗を避けて、成長させるためのやり方」はテンプレート化できると思っていて、そのチャレンジでもあります。

また、スタートアップに対しては、あまり創業者視点の本がなく、どうしても投資家、VC、インキュベーションなど周辺のものが多い印象で、これから創業者になる・なろうかと悩んでいる人たちに対して実践的にサポートできるような情報を提供したかったというのもあります。

この「実践的にサポートしたい」という思いは、年齢を重ねるにつれて徐々に意識するようになった「育成・教育・人を育てる」の具体的アプローチにつながっています。

イメージ的には「日本版 RUNNING LEAN」

リーン・スタートアップの実践本として「RUNNING LEAN」は、具体的にやり方を示してリーン・スタートアップの実践を解説した本としては、個人的にはとても参考になり、世に出た価値が高かったと思っています。

私も実際に本の通りにやってみて、「なるほど、こういうことか」と実感しながらサービスを作れました。

ただ、やってみたけどうまく行かなかったことや、日本的な特性には合わない方法だったり、出版されたのが2012年で時代の変化にマッチしなくなっている部分もあるかと思いました。

また、ちまたには起業系の本は多いのですが、アフィリエイト、広告収入、ECあたりを個人の範囲で小さなビジネス起こすこと想定したもので、大きな成長可能性を秘めた、いわゆるスタートアップに関連した本はほとんどありません。

そこで、日本に適したスタートアップ実践本、「日本版 RUNNING LEAN」をイメージして書きました。

ということで、「ひとりスタートアップ」よろしくお願いします

また、この本のページを作っています。

フォームを設けていますので、ご意見・ご感想、誤植の申告があればご連絡ください。

https://hirofukami.com/books

Amazon Kindleで読めますので、読んでみていただければです。

ひとりスタートアップ 無理せず確実に成長するための実践ガイドブック

Related Posts

長沼公園 - お気に入りの場所

Flutter in_app_purchase で定期購入を実現する方法 2023年版

ペップのビルドアップ UEFA Champions League Final

テクニカルアドバイザー仕事が終わったのでまとめ

Amazon で Kindle とペーパーバックを作るやり方

[思考]老いへの許容

「ひとりスタートアップ」が本の形になりました

2022年を振り返る

ハードウエアのWeb化

自分ではない他の誰かのためにサービスを作る