2022年12月に出した、「ひとりスタートアップ」。おかげさまで、ちょいちょい読まれております。
今までKindleのみで提供していましたが、紙の本の形態でも購入できるように作りました。
Amazon上では「ペーパーバック」と呼ばれています。
「ひとりスタートアップ 無理せず確実に成長するための実践ガイドブック ペーパーバック」
ペーパーバックって何?
Amazonが印刷、製本、郵送する、本です。
従来の出版社が出版する新書や文庫などの形態と分けて、「ペーパーバック」とAmazon上では呼ばれています。
注文してから印刷、製本すると思うのですが、翌日に届く地域もあるようで、さすがAmazonといった感じです。
今まで出版社におまかせしていた、レイアウト、表紙デザイン、原稿以外の文章の作成は自分でやることになるので、手間はありますが、PDFファイルをアップロードすれば、本になってしまう手軽さは、出版界の破壊的イノベーションだなぁ、などと感心したりします。
レイアウトの試行錯誤
文章の内容はKindleものと同じですが、読みやすい余白のとり方を見つけるのに、かなり時間がかかってしまった。
結果、5回も試し刷りしてしまった。。。
主に余白の幅の調整なのですが、余白の長さが本にすると1mm増えたりするので、製本される時の特徴みたいなのを把握するのに手間がかかりました。
結果的に背側の余白を多めに、小口側を少なめに、エディター側で設定できて、ちょうど良い余白の長さが見つけることができたので、納得の行くモノにできました。
中身はこんな感じ。
Apple Pagesで作りましたが、Appleの美しいフォントが活かせて、良い感じです😊
Amazonアプリから直接買える
ペーパーバックを出したことで、Amazonアプリから直接購入できるようになりました。
Kindleは、デジタルコンテンツ扱いになるので、アプリ内課金手数料30%適用の対象になってしまうんですよね。 なので、手数料を払いたくないAmazonは、Amazonアプリから購入できないようにしています。
ということで、Kindleの形態だとAmazonアプリから直接買えない状態でした。
スマホで、AmazonのURLを開こうとすると、Amazonアプリがインストールされていると、アプリに遷移するようにしている方が多いと思うので、結構最悪なUXになってしまうんですよね。
- スマホで商品のURLを開く
- Amazonアプリが立ち上がる
- 商品情報が表示される
- Kindleには「このアプリではこのコンテンツを購入できません」と表示されて買えない
- では、どうしたら?となって購入できずにフローが終わってしまう
こんな感じで、せっかく商品情報まで遷移したのに買えないで終わる。という悲しいことになる。
アイテムのページにペーパーバックも表示されれば、終わらずに購入に繋がる可能性が作れます。
やはり本は手元に置いておきたい
個人的にもそうなのですが、何度も読み返したり、部分的に確認したりする場合は、本は物理媒体で置いておきたいと思う方は多いんじゃないかと思います。
気になる箇所にインデックスを張ったり、パソコン作業の傍らちょいちょい見返したりという事ができるのは、紙の本の良い点だと思います。
紙の本が手元に置けたので、今後新しく開発するサービスにも「ひとりスタートアップ」本を読みながら進めてみようと思います😊📖
自分で自分を客観的にアドバイスするみたいなことになりますが、結構ありがたいです。 (ひとりだとどうしても客観視点が足りなくなりがちなので)
ということで、「ひとりスタートアップ」本、よろしくお願いします
ひとりスタートアップ 無理せず確実に成長するための実践ガイドブック ペーパーバック
また、本のフォームを設けていますので、ご意見・ご感想、誤植の申告があればご連絡ください。