Amazon Production Advertising API が v5 に変わってからの検索上の活用方法情報が少ないので、まとめてみる。
Amazonアソシエイト内の Amazon Product Advertising API についてのページ(要認証) があるけど、参考情報は古いままリンク先がなかったりしてメンテされていないので参考にしないほうが良いです。(2020年8月3日時点) (Amazonさん、そこはちゃんとしないとでしょ)
このページで役に立つのは、認証キーの作成くらいでしょうか。
やりたかったこと
JANコードに紐づく商品情報をAPIを通じて取得したかった。
Yahoo!JAPANとか他候補もあったが、Amazon Production Advertising API の以前のバージョンでもできるようなので、v5 でもできるだろうということで使ってみた。
ドキュメント
Product Advertising API 5.0 についてのドキュメントはここを参照。
事始めとしてAmazonアソシエイト内のページにて、認証キーを作る。 Access Key と Secret Key の情報をメモっておく。 ドキュメントはここ。
Scratchpad 使える
コーディングする前にAPIのレスポンスをブラウザ上から確認できるツールが、Scratchpad。
ドキュメント上はここで説明している。
必要なパラメーターを入力して “Run request” を押すと、JSON Payload や Response の JSON, HTML が表示される。
おまけに JAVA, PHP, cURL でのリクエストの仕方のサンプルコードまで表示される。
とても親切に良くできたツールなので活用しない手はない、というよりこのツールでAPIの理解を深められます。
JANコード検索は SearchItems で
最初、JANコードを使っての検索のエンドポイントは GetItems でできるかな。と思い、Scratchpad を見てみるも ItemIds はASINのみで必須らしい。 ドキュメントでもASINのみ使えることを確認した。
次に SearchItems を Scratchpad を試してみた。 Keywords にJANコードの13桁の数字を入力して “Run request” してみたら、おー!ちゃんとレスポンスに商品情報が載って返ってきた!
その JSON response
JANコードに対応するASIN も載っている。多分、Marketplace に “www.amazon.co.jp” にしておくのがミソなんだろう。他の国だと使えないコードだからな。
実際に Scratchpad で入力したものはこちら。 Access Key, Secret Key は各自のものを入力してください。
今回は、商品タイトルと画像パスが欲しかったので、最小限の Resources で最小限のレスポンスにしています。
Resources は多岐にわたるので、まずは取得したい情報に近そうなものを全部選択して、JSON response を見ながら必要なものに絞り込むのが良いと思います。
JANコードからの商品検索だけでなく対応する ASIN も分かるという具合で、さらに進めてAPIで色々したい時に繋げられそう。よかよか。
続きはまた今度
実際には Flutter アプリ上で API を叩いて、取得した情報をアプリ上に表示するような処理をさせたかったので、Flutter でコーディングしたのですが、Flutter 用 SDK もないしどうしようかと思ったのですが、その部分はまた今度。