いつものように Apple のスペシャルイベント をみた雑感をつらつら。
今回の目玉は、MacBook, WATCH。
オープニングビデオ
中国の新ストア。
これからはアジア、中国も同じようにアップル製品に熱狂する。Appleがアジアへのアプローチをすでに行っているアピールになる。
Apple TV
Apple TVを久々にみたな。今後テレビをどう扱うか気になる部分。
アメリカではHBOとか言っても盛り上がるけど、日本では別視界だからなんとも言えない。 有料ケーブルテレビが標準のアメリカだからコンテンツ配信にお金を払う感覚がある。
$69ならとりあえず買ってもいいかも、と思う価格。
機能的アップデートはなし。これでまずは良いと判断したのだろう。配信するコンテンツの充実を優先している。
iPhone
早く Pay 使ってみたい
Medical Research
健康診断的なものなのかな?これがグローバルに流行るのだろうか。自宅から病院まで遠いアメリカなら良いかもしれないが。
Privacy に触れるところはさすがやな。”Apple will note see your data.”
これは Apple の医療分野への進出開始ということか。
日本では官公庁同様 SIer がべったりだろうから、その分厚い壁がどう崩されるかだな。 いずれ崩れるから、いつ崩れるかが感心事。
もしかして Apple はすでにビデオに出てきた患者に先行投入テストしていたのかな。 ステルス的にしかも患者の言葉より思った効果を得ている様子を見るに、テストしながら満足行くよう修正を重ねたのだろう。 テストの期間はどれくらいだろう。すごく知りたい部分。
MacBook
“Reinvent”
リンゴのロゴが光っている。ビデオの音楽かっこいい、色気がある音楽を使ってもかっこよく感じるのがアップルのブランドのイメージ。
ディスプレイのマチが狭くなった。
MacBook Air 11インチよりも小さく、軽い。画面は12インチへ
キーボードの感触は今までとかなり変わりそう。慣れかな? タイプする力はいらなそう。まずは実機を触ってみないとか。
Force Touch trackpad : トラックパットも今までと感覚がかなり変わりそう。物理的に押すことがなくなって iPhone/iPad の画面操作と同じ感じになるのかな。
Fanless : おー!ついにファンレス。今使っている MacBook Air 11インチは結構ファン回るからどうなんだろう。
バッテリー積載容量が30%以上増えて、重さが増えていないのは主な重量はバッテリーじゃないのかな?
USB-C : 様々な種類のコネクターを1つにまとめた。シンプルさを重視する判断。でも Thunderbolt Display との接続どうするんだろう。アダプター出るのかな。
色の展開も iPhone と同じようにか。iPhone の成長を Back to Mac する感じ。
MacBook Air 11インチを使っている自分にはやっぱり欲しくなるなぁ。 新しい MacBook は MacBook Air 11インチを使っている人にすごいメリットをもたらす。 今までより軽い、画面大きくきれい。それでいてサイズは小さく、軽くなる。
WATCH
これでようやく iPhone の Health アプリと連動するようになるのか。
スケッチ使う時あるかなぁ、落書きコミュニケーションって感じか。
一番の良さはいやらしくなく自分の Activity をトラックできることかな。
これは新しいデバイスなので、日常的に馴染むには時間がかかるだろう。 数週間たってようやく「あぁ、こういうものなのか」と知ることができる。 その「新しい体験」をしてみたいから WATCH を買うのだろう。
デモ
簡単に通知を知ることができる。iPhone をわざわざ出すまでもなく、簡単に小さな画面で確認する。 複雑な何かを創りだすというよりかは、確認するもしくは単に iPhone へのインターフェイスとして振る舞う。という感じか。
LINEみたいなアプリが出てきた。
Uber 出てきた。もうサンフランシスコではトレンドなのだな。
ガレージのドアをあけるのはそういうアプリとドアに取り付けるキットが必要そうだけど、どこで手に入るんだろう。
なんでタイプ別にビデオ作ったんだろう。 機能は変わらないから、素材の違いによって高級感の違いを見せているのかな。時計に近い見せ方だな。
- WATCH SPORTS ステンレス製、カジュアル
- WATCH スチール製、標準モデル
- WATCH EDITION 高いモデル
買うなら SPORTS で良いかなぁ。腕時計みたいなイメージで使わないから、機能が満たされていれば良い。
イベント全般
だいたい90分にまとまって、飽きないくらいのボリュームでよかった。
Health の部分が今までよりも新しいジャンル、アプローチの部分なのでスライドの構成や見せ方も今までより変わっていた気がする。掲示板の募集チラシや卓上カレンダーなどのアナログなツールを登場させる手法は、ジョブズ以降はあまり使っていなかった。
MacBook の説明などを見るとユーザの想定を1つも2つも超えてくる改善の積み重ねをしてくる。「製品を創る」ことへのこだわりを感じる。
目玉としては MacBook と WATCH だったわけだけど、Health への参入や Pay の本格導入など、確実に新しい領域への進出を進めている印象。
やっぱり Apple が創りだすムーブメントは今後も続くだろうと思えるイベントでした。