スタートアップ! 引用整理メモ用


リード・ホフマン著のスタートアップ!からの引用部分をカテゴリごとに整理した。

今後見直すためのメモ。

スタートアップ! スタートアップ! シリコンバレー流成功する自己実現の秘訣

スタートアップ的な生き方

Loc 287

スタートアップの精神は人生の一時期だけでなく、生涯の友なのである。

Loc 467

自分の仕事人生を「永遠のベータ版」と位置づけておくと、自分には欠点があり、自力でさらなる向上を目指す余地があり、順応や進化が求められている、と意識せざるを得ない。

それでもこの発想は明るい見通しにあふれている。なぜなら、自力で向上を目指すことができるという事実、そしてこれと同じだけ大切な、世の中を良くすることができるという事実を歓迎しているからだ。

Loc 662

大志はすべて時とともに進化していくのだと、心にとめておこう。

Loc 693

あなたがどれだけ懸命に働いてきたか、自分の野心にどれだけ情熱を持っているかは、大きな意味を持たない

マーケティング

Loc 557

ローカルな競争をするとよい。これは地域を絞るだけでなく、業界セグメントや技能分野を絞るという意味でもある。つまり、「世界最高のマーケティング幹部を目指す」ではなく、「中小のヘルスケア企業のマーケティング幹部としてピカイチになる」というように

Loc 754

技能の中身を変えるのではなく、代わりに環境を変えるのだ。競争があまり厳しくない市場に参入すれば、優位性を発揮できるからである

キャリアプラン

Loc 701

優れたキャリアプランは、資産、大志、市場環境の相互作用から生まれる。これら3つのパズル片がぴたりと組み合わさる必要がある。

Loc 710

だから、資産、大志、市場環境の3つを、互いに比べながら品定めしよう。これをたびたび実行するとよい。

Loc 968

仕事人生には、出発点、折り返し点、ゴールがあるわけではなく、年齢やライフステージに関係なくいつまでもプランニングと順応をつづけていくべきなのだ。

Loc 1032

どんな場合でも、自分の仮定が正しいかどうかを現実と比べて判断する材料は、プランではなく実践からもたらされる。行動してこそ、自分が目指すのはどこか、どうすればそこへたどり着けるかが見えてくる。

Loc 1045

一足飛びに達成できるような目標など、あまり意味がないし、野心ある目標ともいえない。

人脈の活かし方

Loc 810

信頼できる相手3人と会い、あなたの最大の長所は何だと思うか聞いてみよう。彼らに何かひとつのトピックについて後押しやアドバイスを求めるとしたら、それはいったい何だろう?

Loc 1874

本腰を入れよう。月に少なくとも1件は誰かから自己紹介を受けたり、自分んから誰かに自己紹介したりしないようでは、おそらく、仕事上の人脈やその周辺にいる人々との縁を十分に活かしているとはいえない。

Loc 1926

あなたの仕事人生は、大切な人たちと広い心でうまく接することができるかどうかにかかっている。

Loc 1945

「影響力、財力、経験などで劣っているなら、他人に何かをもたらすことはできない」などという思い違いははねつけよう

Loc 2034

仕事上の近況はリンクトイン、プライベートの近況はフェイスブックを使い、両方の知り合いに感心を持って貰えそうな近況はツイッターで知らせよう。

Loc 2080

最近では銀行預金が増えたから、愉快な仲間基金を月1000ドルに増額して、おもにカリフォルニア時代に培った人脈を保つためにこれを使っている

自己ブランディング

Loc 1068

特定の業界、企業、地域に縛られないアイデンティティを培おう。たとえば、リンクトインのプロフィールの見出しに、「X社のマーケティング担当副社長」などと具体的な肩書を用いるのではなく、「起業家。製品ストラテジスト。投資家」といった “自分ブランド”や資産に焦点を合わせよう。個人ブログを始めて、勤務先とは関係しない評判や業績を築くとよい。

時代背景

Loc 1208

いつ変曲点が訪れて自分の仕事人生が大きく揺さぶられるかは、決して的確には見通せない。確実に言えるのは、その時期は予想よりも早く寝耳に水でやってくるということだけである。だから、変曲点の時期を予測するなどという不可能への挑戦はあきらめて、未知への備えをしよう。

Loc 1239

ケインズの体験談を聞くと、これら新しい技能はわけもなく身についたのだろうと思うかもしれない。だた、彼の自尊心について考えてほしい。何十年もの経験と数々の実績があるにもかかわらず、ある意味、無力な若手に戻ったつもりで仕事と向き合ったのである。「永遠のベータ版」として「初日」に臨んだのだ。

プランA, B, Z

Loc 1266

週に1日、月に1日、あるいは数ヶ月に1日でもよい。プランBの土台になりそうなことをしてみよう。探求したいビジネスアイデア、身につけたい技能、築きたい人脈ほか、好奇心や志があったら、本業のかたわら取り組んでみて、様子を探るとよい。少なくとも、誰かと話し合いをはじめよう。1日を使って、隣の業界で働く人たちとコーヒーを飲みながら話す機会を5つ持つのだ。

Loc 1293

プランZはいつまでもすがりつくものではなく、あくまでも一時しのぎと心得ておこう。プランZを実行すれば、いったん退却して態勢を立て直し、ゼロからプランAをつくることができる。これは終点ではなく退避場所。そこにいるあいだに真新しい航海計画、真新しいプランAを練り、始動させるのだ。

チーム

Loc 1327

1人で実践したのではどれも十分とはいえない

Loc 1333

起業家仲間のあいだでは、「有能なチームを築くことが何よりも重要だ」と意見が一致している。

Loc 1349

事実、「カンパニー」の語源は「パンを分かち合う」という意味のラテン語である

Loc 1403

あなたが仕事人生で成功を掴み取れるかどうかは、あなた自身の実力と、それを十二分に引き出してくれる人脈の力、両方にかかっている。いわば仲間のおかげで自分の力が何乗にもなるのだ。チームや人脈の助けを借りると、個人のパワーは目覚ましく伸びる。だが、100分の0はゼロであるのと同じく、個人の力がなければチームは決して成り立たない。

相手へのスタンス

Loc 1477

ほんものつながりを築くには、少なくともふたつのことが必要になる。ひとつめは、相手の視点でものを考える姿勢。腕の立つ起業家はこれを誰よりも熟知している。

Loc 1490

自分が相手から何を得るかではなく、相手をどう助け、力を合わせられるかを考えることである

Loc 1498

交渉術の研究によると、デキる交渉者と並みの交渉者の大きな違いは、相手と自分の共通の関心事項を時間をかけて探り、相手に質問を投げかけ、共通の土台をつくる、ということを実践するかどうかだという

Loc 1522

「相手と自分にどんな得があるのか?」と自問しよう。すべてはそこから始まる。

人脈の広げ方

Loc 1540

なぜなら、知り合いに仲介してもらうのが、未知の人と面識を持ついちばんの方法だからだ

Loc 1637

多くの調査が示すとおり、物理的な距離の近さは実は、関係の強さを最も的確に示すモノサシなのである

Loc 1696

ゆるやかなつながりそのものが意味を成すというよりも、人脈の幅と広がりが貴重なのである

Loc 1792

発信元と目当ての人物のあいだには5次から7次の隔たりがあったのだ。

Loc 1824

2次、3次の隔たりまでは、紹介者を通して自分の人脈に取り込むことができる

Loc 1853

2次、3次のつながりに該当する人と会いたいときは、いつでも誰かに紹介を頼もう。

Loc 1868

みんな相手について何も調べずに、決まりきった依頼文を送り付けてくるのだから、あきれるばかりだ。30分でいいから自分の人脈を取り巻く人々について調べ(とっかかりとしてリンクトインがとても便利だ)、そこで知った内容をもとに文面を工夫すれば、キラリと光るだろう。

Loc 2382

カンファレンスに参加して、その場にいる人と行き当たりばったりで言葉をかわしてもよいが、もっと優れたやり方がある。カンファレンスに参加したら、興味ある人物の姿を探し、その人が話しかけている相手に接近しよう。戦略的に立ち回りながら、偶然のチャンスを引き寄せるのだ。

Loc 2459

チャンスとの出会いを増やしたいなら、できるだけ多くのグループや団体に属するのが得策である

Loc 2523

集団の一員になるよりも良い方法がひとつだけある。自分で集団をつくることである。

Loc 2532

ぜひ覚えておいてほしいのは、自分がグループをつくって世話役を務めると、バスケットの試合を最前線で観戦するのと同じように、一部始終を見ることができるという点だ。

起業家精神

Loc 2300

起業家精神はイライラをきっかけにした好奇心から生まれる、とさえ言われるかもしれない

Loc 2305

目を見開いて好奇心をみなぎらせていると、チャンスとの出会いを劇的に増やすような行動がとれる。人脈を活かしたり、選り抜きのチャンスを引き寄せたり、逆境のなかにチャンスを見出したりできるのだ。

Loc 2325

成功する起業家やプロフェッショナルはたいてい、順応や試行錯誤を繰り返す。あらかじめ目的をを決めてそこにたどり着くのではなく、終わりのない旅をつづけるのだ

Loc 2735

偉大なる起業家は違う。リスクそのものへの許容度が高いのではなく、リスクの大きさをよくよく見極めた上で対処する。

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