このポストは思いつきではなく、ある程度課題が見えた上で数名に話してみたところフィードバックが良さそうだったものを提示しています。
実際反応が大きければサービスを作り始めますので、「これ欲しい!」と思った方は是非フィードバックをくださいませ。
課題
制作者30名に会って思ったこと
昨年、スマートWP のインタビューで30名ほどWordPressの制作を仕事にされている方々にお会いさせていただきました。形式は色々あれど基本1人で案件を受けて作業されている方がほとんどでした。
お会いさせていただいた後に思ったことは、実際どんなサイトを作ることができるか分からなかった。ということでした。 みんな同じように1人で受託をうけて、WordPress のカスタマイズをして顧客に納めることで収益をあげていて、みんな同じに見えてしまい他の人との違いが分からなかったという状況がありました。
その方の会社のWebサイトをチェックしましたがWeb制作を行うことは分かっても、それ以上のことを見つけるのは難しかったです。
Who are you ?
Webサイトを作って欲しいと思う発注者側の立場だと会社Webだけでは発注するまでの決断は出しにくい、Web制作案件で誰か紹介して欲しいと言われた時に、その顧客にマッチしそうな適任者が思い浮かべられない状況がありました。
結構これは大きな課題だと思っていて、顧客側は情報がなくて選定しづらいからどうしても営業力のある大きめのWeb制作会社に発注してしまう。
本当はみんなそれぞれ結構自信を持っている得意技があって、だから独り立ちできているのだと思うけど、それが顧客に直接アピールできていない環境があるのかなと思いました。
自分自身が何者であるか、を正しく顧客にアピールできない という課題があると思います。
背景
すでにWordPress周辺は大きなビジネスになっている
WordPress自体はフリーのオープンソースCMSで、デザインを自由に作れるできるテーマと様々な機能を付加できるプラグインによって、カスタマイズ性の高いCMSを提供しています。
その自由度の高さオープンなスタンスがダントツのCMSシェアNo.1なのだろうと思いますが、今や様々なサイトがWordPressに置き換わってきている状況があります。
コミュニティ的に自分自身でカスタマイズする作り方から、よりビジネス的に自社サイトのために外注して作ってもらうケースが生まれ、その市場規模は日本でも多くのフリーランスが食べていけるだけ大きくなっています。
しかし、もともとオープンソースコミュニティから発展してきたため、コミュニティは充実してもビジネスをカバーするような受け皿は存在していないのが現状ではないかと思います。
WordPressを中心とした周辺ビジネスは今現在非常に大きくなっていますし、WordPressのCMSシェアが毎年増加していることより、今後も市場規模が増加していくことが想定できます。
解決
WordPress制作者が自分のプロフィールと作品を登録できるWebサイトを提供します。
自分の作れるものを世に知らしめる
WordPress制作者が自分が作れるものを正しく示す場所を作ることで解決できると思いました。
基本的にWebサイトのデザインは見た目や操作感ですから、作ったものが見せやすい状態です。
作品をこのサービスのWebサイトに登録して、流行を掴んでいることやある特定のカテゴリ(例えば、ECや学校系なんかはとても良いと思いますが)に強いことをアピールするとか良いと思います。
得意技を示そう
作品だけでなく、自分のスキルセットや得意ジャンル、実績などもをオープンにして、自分が何者であるかを示すこともできるWebサイトがあると良いのではと思いました。
自分はどんなスキルセットを持っているのか、どんなジャンルに強いのか、どんな技術を使うことができるのか、どんなデザインをするのか。
発注者が知りたいこれらの情報が端的にわかるようにします。制作者にとってはこのサービスが自分を正しくアピールできる場所になります。
機能
無料ユーザ登録
ユーザプロフィール * 会社URL * 自分のスキルセット : Lindedin のようにフォローアーからのレコメンドができると良いかも * 例: HTML5, Javascript, レスポンシブル対応 * 制作者同士お互いフォローしあう * サービス内容 : 制作、デザイン、保守対応可とか、単価を示してしまっても良いかも
作品 * タイトル * カテゴリ : EC, 学校系, サービスサイト, イベントサイト, 会社サイトなど * スクリーンショット * 使っている技術 * Description : 気にしたところ、アピールポイント、これをベースにさらにこんなこともできます * 制作期間 * デモサイト : サービス側で用意できれば
1ユーザに複数作品が登録できる。 発注者は制作者や作品を検索できて、Webサイトをかえして制作者にコンタクトできる。
目指すところ
発注者と制作者をつなげる
発注者側が気に入った作品を見つけて、それを作れる制作者を見つけることができる。シンプルな関係を実現します。
最終的にはこのサイトを通じて発注者が制作者に発注、決済、制作フェーズ管理までを提供できるプラットフォームを目指します。 クライドソーシングサービスでは対応できない、より高度な案件がこのプラットフォーム上でやりとりできます。
優れたものが最も評価されるように
インターネットにオープンにすることで、良い作品が正しく評価される というシンプルな世界を実現します。
いかがでしたでしょうか?
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反応が良かったら実際作り始めます。