2013年の反省から
2013年は受託をやめてサービスを作り始めるアプローチを始めてリーンスタートアップの手法を取り入れてみたが、自分のアイデアを何とか流行らせたいと思う気持ちが無意識に働いて、失敗をちゃんと認識することなく進んできてしまった反省がある。
失敗をしっかり認識して次のプランへ変わっていくことが必要なのに、最初のプランのまま何とかしようとしてしまいサイクルを回すことができなかった。 そんな反省を元に2014年はどんなテーマを持って行こうかと考えた。
2014年のテーマ
そして、2014年のテーマは 「オープンスタンス」 にした。
「オープンスタンス」の意味は、「自分の取り組んでいるすべてをオープンにする」。
昨年はリーンスタートアップの取り組みやそこで産まれた スマートWP やその派生の スマートWP Works のサービスがあって、リリースや取り組みのまとめを 個人ブログ に書いたが、どうもサービスの告知・宣伝に偏ってしまい自分のブログがいやらしい感じになっているのではないかというのが気になっていた。
自分のブログなのに自分らしくないというか、そんな違和感があった。
みんなに使われれるサービスってどういうものだろうと想像すると、顧客が特に意識することなく受け入れられるものであるべきだし、提供する側も収益云々が前面に出ることなく顧客と共感でつながり堂々とサービスを示すことができるはず。
実際、RUNNING LEAN の本が産まれた経緯も筆者のブログのフィードバックの大きさから始まっているし、MAKERS のクリス・アンダーソンはリモートヘリコプターのアイデアをブログにポストして反響があった人をSNSに招待して見込み客を作って会社を作っている。
「オープンであること」
「オープンであること」は小さな個人やチームが世の中を変える武器とも言える。 そんな動きを見ていると、自分の人脈上の一部の人だけに紹介してみるのは狭いしコストと時間がかかることを一生懸命やってしまっていたのかもしれない。 もっと素直に自分の思いついたことを世の中に示せばいいのではと思えた。
出した情報が不確実でも不完全でも新しく価値のあるものであれば反響があるはずで、反響が大きければ次のステップに進めばいい。 そもそも世の中を変えるサービスを生み出すことは成功パターンのない不確実な世界でなので、きれいにまとめようとすること自体が不可能だった。
「input = output」に近づける
理想は、「インプット = アウトプット」 になるべく近づけること。
2014年に入って、なるべく自分の思いついたことを逃すことなくリアルタイムにネット上に表現することを心がけている。
- 軽い思いつきや感想は Twitterの個人アカウント d_sea
- 調べたことやノウハウ、ビジネスアイデアの紹介は 個人ブログ Hiro Fukami’s Blog
にそれぞれポストしています。
2013年中にたまったノウハウや失敗のまとめも示していきたいし、 近日、昨年の制作者30名のインタビューを通じて思いついたサービスアイデアを個人ブログに紹介したいと思っています。 是非チェックいただければです。
オープンにした時のフィードバックが非常に重要なので、ブログのコメントでも Retweet でもシェアでも何かしら反応いただきたいと思っています。
ということで、2014年こんな感じでやっていきますので、よろしくお願いします!