自己をブランディングする


もうすぐ自分の会社、シェイクソウルを作ってまる4年になるが、その時から意識してきていることとして、「自己をブランディングする」というのがある。
この意識を持ち続けてきたから、今のポジションや人脈にたどり着くことができたのかな、と最近思い返したのでこれを機にまとめてみる。

そもそも「自己をブランディングする」という言葉を意識するようになったのは、自分の会社を作って一人で売上をあげて食べていかなくてはならない状況になってからだった。単純にどうやって自分のスキルで食べていくかという命題があって、そんな自分にちょうどぴったりな本に出会った。

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抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー

この本のレビューはその当時書いたブログを見ていただくとして、その時はっきり思ったこととしては、

  • 会社や所属組織が名前の前に来る時代はもう終わった</p>
    • 組織名を主張することは、組織に依存して生きている証拠として逆にマイナスに客観視される
  • 個人の生き方がが当たり前のようにフォーカスされる
    • スキルとチャレンジのバランスを取りながら、会社間を流動している。起業する人たちも増えてきた。
  • いろいろな価値観、選択肢がありえる世の中になった
    • 個人から発信される情報量が増えて、多種多様な生き方・考え方が示される。
  • 仕事において、根本的には個人のパフォーマンスが問われる
    • 現代の先進的なスタイルとしては、タスクに応じて個人が有機的に結びつく、ずっと同じ形態は保たずに流動しながら関連しあう形式
  • その人が何を考え何を成し遂げてきたかが客観的に問われる
  • 自ら情報発信するツールはもうあるし、パブリックである。無意識ながらにすでに客観的評価が行われている状態がある

という環境変化があって、その上で自分という人間を知ってもらうには何をするかを考えた。
そして、具体的には自分の情報源をブログに位置づけて自己表現を行ったほうが、自分にとって良い傾向が現れるだろうと思った。

Facebook、Twitter はよりカジュアルな短い文章を提示したい時に用いるが、やはり自分の深い部分としての思考や意識のようなものの表現場所としてブログを続けてきた。
意識してきたこととしては、

  • ウソは絶対書かない、背伸びをしない、誇張しない
  • 安易な文章ではなく、自分の中で練った深い部分を表現する
  • トレンドや時代変化による発想はなるべくタイムリーに出す
  • 自分が読んでネガティブになることは書かない

こういう感じで特に客観的な批評を気にすることなく、単純にその時思考したことや意識していることを書き溜めることに注力してきたが、面識のない方が深海寛信はどんな人間なのか知っていただく情報源になっていたようた。
結果的に自分の「自己をブランディングする」はある程度成功できたと思っている。

そして今年のはじめに、さらに自分自身を明確に表現していこうと思い、自分の名前のドメイン hirofukami.com を取得してブログに割り当てた。
このドメインが自分自身のブランディングをより助けてくれると思っている。

今後も肩肘張らずに、自分に向き合って書いていければと思っている。

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