JETROの短期プログラムに合格しました。6月から2ヶ月間サンノゼにいます。


最終的なジェトロとの契約締結が終わった段階で公に出来るかなと思ってましたので、このタイミングになりましたが、id:keikubo とシリコンバレーベンチャーを目指す最初のステップとして、ジェトロの短期プログラムにエントリーしていて、合格しました。

ベンチャーインキュベーション in USAのシリコンバレーの施設であるBICに6月から入居します。

短期プログラムにした理由は、エントリーした段階ではまだ法人を作っていなくて、個人としてエントリーできるのは短期プログラムだったことと、会社の準備段階からのサポートは自分たちの段階と合っていると思ったからです。

6/14からサンノゼにあるBICに入居し、短期プログラムの期間である3ヶ月間はシリコンバレーでオフィスを構えられることになります。(その後、オリジナルプログラムへ移行して、い続ける可能性はありますが)

僕はビザのめどがっていないので、90日間フルでい続けるよりかは、その後もシリコンバレーに通うことを考えて、2ヶ月間の滞在としています。

ジェトロのインキュベーションプログラムはエントリーの条件も厳しくはなく、比較的間口は広いかと思います。選考にはビジネスプランの作成と1回のプレゼンテーション(審査会)で決まります。日本人からシリコンバレーで起業を目指すなら現地のインキュベーション施設にいきなり入るよりかはハードルが低いかと思います。国内に会社を持っているところが進出する際に利用するケースが多いようですが、僕らのようにアメリカで登記したまったく新しい会社も対象になるので、シリコンバレーに進出するひとつの選択肢にしてもいいかもしれません。

一応、今までのジェトロとのことをまとめておきます。

  • 2009年12月 ジェトロのWeb上の情報より電話で問い合わせ その後、担当者とメールやり取りが始まる
  • 2010年1月 Webの申し込みフォームより申し込み
    • 同じ時期に担当者との対面の打ち合わせ。プログラムの説明を受ける。今後の流れを把握する。
  • 1月下旬 エントリーに必要なビジネスプラン(ジェトロから内容の要件指定がされている)を提出。一次コメントをもらい修正。
  • 2月中旬 審査会開催 ジェトロ先端技術交流課の方々と外部の審査委員の方に対して提出済みのビジネスプランをプレゼンテーションする
  • 3月中旬 ビジネスプランの追加資料を提出
  • 3月下旬 合格通知 # この時点から1ヶ月以内に法人を設立し、ジェトロとの契約を締結する条件がある
  • 4月上旬 アメリカで設立した会社の情報を送る
  • 4月下旬 契約書が郵送され取り交わしを行う
  • 5月中旬 BICの現地のスタッフの方と事前のレクリエーションを受ける

現地のサポートの内容やアドバイスはこれから受けてみないとわかりませんが、僕らにとってはひとまずオフィスとアドバイスしてくれる環境を得られたのは大きく、最初の基本のステップには進めたと思います。

1点、注意が必要だったのは、短期プログラムは会社設立のサポートも含まれていますが、これはすでにある日本の会社がアメリカで子会社を作る際を想定しているようで、僕らのようにまったく新規の会社設立はサポート対象になれなかったことは想定外ではありました。

合格通知後、契約締結までの間に会社を作りその会社と契約することが条件になっていますが、この時点ではまだジェトロと契約締結はしていないので、自分たちで会社の登記処理を行う必要があります。同じようなケースで考えてらっしゃる方がいれば参考にしていただければ。

会社の事務、サービスのローンチ、ネットワーキング、資金調達などなど山積みですが、ともかく、6月から7月いっぱいまではサンノゼにいますので、もしこれを機にシリコンバレー行こうかな?と思っている方は是非遊びに来てください~

Related Posts

長沼公園 - お気に入りの場所

Flutter in_app_purchase で定期購入を実現する方法 2023年版

ペップのビルドアップ UEFA Champions League Final

テクニカルアドバイザー仕事が終わったのでまとめ

Amazon で Kindle とペーパーバックを作るやり方

[思考]老いへの許容

「ひとりスタートアップ」が本の形になりました

2022年を振り返る

ハードウエアのWeb化

本を書きました「ひとりスタートアップ」