OSC 2009 Tokyo/Spring にいってきました


2/21(土)にオープンソースカンファレンス 2009 Tokyo/Spring に行ってきました。なにげに行くのは初めてだったかも。

会場の雰囲気やスタッフの方のノリとかが Unix 的というか(分かりづらいか、、)古き良き IRI のエンジニアたちな感じがした。基本的には Unix/Linux をベースにシェルとかを駆使してサーバで色々できるようにしてしまおう!という感じのノリ。この明るくってでも濃ゆい感じが、web2.0がくる前のネットバブルちょっと後の時代とあっている。長らく職場でそんな感じはなくなっていたので、すごく懐かしい感じがした。

聞けたのは3コマ。発表内容はそのうちオープンになると思うので、つたない抜粋メモ。

はてなでの仮想化技術のあれこれ

speaker : 田中慎司さん はてな

はてなの紹介
  • 2001年創業 最初は人力検索 : 結構徐々にサービスを増やしてきたのだね
  • 1000万/月 月間PV10億くらい
Xen 使っている
  • 準仮想化で</p>
    • 2007 前半 CentOS5 系に移行 Xen試し始める
    • その後サーバ管理ツール開発開始
  • 仮想化サーバの構築ポリシーは同居させることでハードウエアリソースの利用率の向上をはかる
    • CPUが空いている web
    • IOが空いている DB
    • メモリがあいている キャッシュサーバ
    • 経験則的に人が割り当てている : 結構大変そう、いろいろなタイプが混在するのは混乱しないのかな?
Xen運用
  • 新規サーバ作成 install_xen.sh コマンド一発で1サーバ、7、8分で作れる パーテションきるところまで
  • 自前の運用ツール作った hostname, グラフ(CPU使用率?), ラック, CPU, memo容量, HDD容量, 備考
  • 自動制御
    • 30秒間DomUのhttpdにアクセスできないと強制再起動
    • アプリケーションサーバなど突然落としてもいい場合に適用
  • 完全仮想化はオーバーヘッドが大きすぎる
  • デメリット ホストOS分のリソースを消費してしまう
  • Xenのバグあり Dom0 再起動で解消
  • DomUが探せるようにする DomUからDomOの情報は得られないので
  • 仮想化によって得られるもの 物理的なリソース制約からの解放
今後の構想
  • 自動制御</p>
    • 再起動,負荷に応じた増殖、移動、削減
  • 他の仮想化技術の検討
    • KVM 現在開発中 次期CentOSにのるらしい
    • Xen以外も試したい

CMS大集合!

speaker : いろいろな方々

紹介のみの1コマだけ聞いた。

CMSパネラー自己紹介
  • SKIP ユーザグループ : 社内SNS
  • Moodle研究会 : e-learning 用 CMS
  • Plone研究会 6年目 : 汎用CMS FBIi,JETRO で使っているらしい
    • 何カ国語でも対応できる # 要チェックか
  • OpenPNE : 機能はそれほど多くない 素人でもできるように
    • trac.openpne.jp で開発中のソース公開
    • CSSを管理画面でいじれるようになった 見た目を変えられるようになった
  • Typo3 企業用のCMS : 機能が豊富
  • XOOPS Cube : ゲームエンジンを入れている
  • MyNETS : OpenPNE から派生 SNS運用PHPで書かれている
  • MODx : 開発途中 初心者向け管理画面 デザインの自由度が高い 開発しやすい Ajaxを採用
  • Geeklog Japanese : ブログを中心とした汎用CMS ドイツ人が作っている 日本では修正開発 多言語サイト
    • web アプリケーションフレームワークとして使える
  • concrete5 : Usagi Project Ajaxをつかった もともとUS120万したパッケージ
    • 管理画面なし その場で編集、マウスでぐりぐりする ブロックを言う考え方 日本語まだ
  • wordpress 渋谷 2.7から巨大なブログツールを作るようになる
  • warp : wordpress,xoopsなどをwindows上で解凍して簡単インストール
  • LinuxコンソーシアムCMS部会 ユーザとベンダをつなげる プローモーション役?
  • Wkyインストーラ サーバに簡単にインストールできる
  • www.ossj.jp どのくらい使っているのか、ソースが見える

仮想化友の会 「濃ぃ~い話」

2構成だて

1部目 kernbenchを自動化してみた

日本仮想化技術 大内 明さん

  • AMD新しいチップを使って Xen 動く
  • Linux カーネルコンパイル速度でベンチマーク測定
  • HP BL465c でベンチマークとった
    • cpu amd opteron 2382
    • memory 4GB
  • 仮想マシン(完全仮想化) 1cpu
  • -M オプション 負荷かかりすぎない
  • 1時間くらいまわす
  • 時間もったいないので、自動化した
  • VMがDom0にリブート命令後自らシャットダウンするようにして動いた
  • メールで通知される
  • /etx/xen/auto に VM設定ファイルのシンボリックリンクを張る
  • Dom0の /root に reboot.sh を置く
  • done を受け取ったら shutdown
  • 一晩13回
  • この資料はダウンロードできるようになる
  • xm dom id ってのがある 番号が1で返ってくる
  • ベンチマーク結果は AMD のサイトにアップされているはず
2部目 DTrace で xVM に濃いする話
  • OpenSolarisでXVM仕掛けて
  • D言語 いろいろなところVMに入っている
  • kernel の中のある関数のようだ
  • Solarisにした意味はない
  • xVM いわゆる Xen
  • DTrace は内部構造を知るのに簡単なツール
  • DTrace GUI もある
  • コマンド dtrace -l -P fbt
  • 関数、コードバスを見る

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