以前使っていた audio-technica のインナーイヤーヘッドホンはケーブル分岐部分の中の断線で片耳が聞こえなくなってしまったので、新しいのを買う。またすぐ使えなくなっても悲しいので同じくらいの値段の3000円以下くらいで、ビックカメラで audio-technica 内だとコレだったので決め。
audio-technica 密閉型インナーイヤーヘッドホン ATH-CK52 BK
- 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
- 発売日: 2007/06/22
- メディア: エレクトロニクス
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ケーブル分岐部分に負荷がかからないためにかスライダーがついて改良されていた。10時間くらいエージングかけて出勤時にいざ聞いてみる。ん?なんだこの音?以前に比べて中低音が聞こえなくって、高音の高めのところがかなり目立つ。音楽で言うとベース音とヴォーカルがひかえめで、ドラムのハイハットがやたら目立って耳につく。ずっと聞いていると疲れてきた。。。価格.comのレビューでも泣いている人が多いようだ。
でも、毎日使いたいので何とか改善を試みる。エージングを増やしてもあまり変わらないと思うし、これはスピーカーの特性だと思うけど、ここまで以前のものと変えるのもおかしい。。。ふと見るとイヤービース(耳栓の部分)の形状が以前と違うような。以前のイヤーピースの予備が残っていたので、並べて比べてみる。
- 今回
- 前回
今回の方が耳に入る部分が長く、穴の大きさも小さくなっている。画像だと分からないけど触ってみると今回の方が厚さがあって硬めになっている。
前回のイヤーピースに付け替えて聞いてみる。ん~、いい感じ。これこれ、低音がしっかり出ていて中音も豊かに高音のとんがりもなくなった。よしよし、これでいけそうだ。
理屈で考えると、
- 耳に入る部分が長くなるとイヤホンと耳の中の出っ張りまでの距離がなくなって、耳の中で音が響きにくくなって低音が収まって、逆に高音の高い方はこういう状況でも通りやすので目立つ
- 音の周波数が低い方はスピーカーの面積が大きいほど出る。なので、穴を小さくしてしまうと低音が出てこない
大学時代に習った音響工学。あったなぁ。
もしコレを買って失敗したと思っている方。前回のスペアイヤーピース(ER-CK5)に付け替えることをお勧めします。一応サイズを指定しなきゃいけないみたいですが、買えるみたいです。
audio-technica スペアイヤーピース ER-CK5M BK
- 出版社/メーカー: オーディオテクニカ
- 発売日: 2005/08/26
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