本に載っているURLの引用は読み終わってしばらくしてから貯めたものを一気にチェックするようにしている。一球入魂の ウェブ時代をゆくのレビュー もやっと書けて引用をチェック中、 ユメのチカラ: Rubyって何よ。 を読んで、うれしくなったというか心が温かくなった文章に出会えたのでメモ。記述の最後の部分。
さらに面白いことに、まつもとゆきひろはそのRubyを無償で公開しているのである。それでお金儲けしようと思えばできなくもないと思うのだが、無償で公開しているのである。世界でまつもとゆきひろのように自分で作ったプログラムを公開している人は少なくなくて(実際大変多い)、それらのソフトウェアを大雑把にくくって、オープンソースソフトウェアとかいったりするのだけど、世界中には無償の愛があふれているのである。
Rubyをはじめ、オープンソースソフトウェアは無償で流通しているので、世の中99.9%はカネで解決するのだが、カネで解決できないというか、カネのチカラが、あんまり影響力を持たない世界がそこにはある。
じゃあ、どーやって、そこでお金儲けをするのよという素朴な疑問が生じるわけであるが、そーゆーものから距離をおいた世界が、世の中にはあるのである。
まあ、そーゆーわけでRubyの説明をするつもりが、わけがわからなくなってしまったが、ソフトウェアというのは人が作るのである。人はお金だけじゃなくても動くのである。もちろんお金は重要だけど。
そう、すでにインターネット上では無償の愛が溢れている。人はお金だけじゃなくても動く。本当に本質だと思う。
じゃあそういう愛の中でせめて生活できるだけのカネをどう稼ぐか。というのはきれいな答えは出ていないけど、良く見ればヒントの芽は出始めているので見逃さないようにしなくては。