ある場所で携帯網の今後の展開として交換機を使った独自仕様の網から IEEE に準拠した IP ペースの網になっていく話を聞いた。
一方、無線LANの規格も進んでいく、そうなると携帯と無線LANの区別があいまいになって行きますよね。という話をした。
結局、真中にでっかい IP 網があってそのアクセス回線は携帯だろうが無線LANだろうがFTTHだろうが何でもいいとう形態に集約されてくると話の中で出た。ユーザはそのでっかい網にシームレスにアクセスできさえるればいいという感覚で使うだろうと、
このでっかい網が IP NGN で、Cisco もココを目指してセッション管理の出来るルータの開発に取り組んでいる。携帯/無線LAN/メーカ ともども1つの方向 IP NGN に向かっていることは確実そうだ。
これはネットワークからの視点以外でも言えている部分があって、LSIの集積技術が進むとモバイル端末1つにPC、携帯、デジカメ、オーディオプレーヤー などなどいろんな機能が集約されてくるという話がある。
携帯には法律で縛られている部分や総務省に電波管理されていたりと、ISP の網に比べるとスピード感が無く規制への縛りがあって、融合というと乗り越えるステップは多そうだが、方向性は確実に見えている。
最近急に出てきた 「FMC」はここら辺を見越した単語なのだろう。
そういう目で見てみると、NTT再々編(NTT東西とDocomoのネットワーク統合)とか KDDI の PoweredCom 合併の意図が見えてきたりする。
その時 Vodafone は・・?どっかに吸収されるかなぁ。