シリコンバレーで働く時の形態について
シリコンバレーで色々見てきたり話を聞いたりして自分なりに分かったことをまとめる。正確ではないかもしれないが自分なりのまとめ。
シリコンバレーで働こうとした時の形態についてまとめておく。あくまで先端的なフィールドのエンジニアとして日本からシリコンバレーに行った場合の形態ということなので、現地大学を出て、みたいな想定はしていない。
大体いかに示す3パターンくらいかと思う。この中間とかその他の存在はシリコンバレーでは中途半端に見られて相手にされないというか、既に淘汰されてしまっている経験がこの地にはあると思う。
1.大企業
いわゆる有名どころ。Google, Yahoo, Adobeなど既に上場をして有名になっていて社員を多く抱えているところ。
現地のエージェント経由で試験を受けるのがスタンダードだと思うが、日本から行く場合は人づてに近いレベルでたまたまポストが空いたから受けてみた、というケースもある。
今は採用がシステマチックになっているので日本から直接行くケースがどれくらいあるか不明。日本法人からアプローチするとしての時間と手間がかかるので、現地の案件を探した方が良さそう。
入社すれば安定して働きやすい環境が用意された中で過ごすことができる。ストックオプションもいくらかもらえるらしい。ただし公使期間は4年で結構長い。
2.ベンチャー
ベンチャーに途中から社員として採用試験を受けてみる際には 1.大企業 と変わりないが、VCから資金を調達する前の時期は人づてで集めるので、人脈力を生かして創業者に近いポジションで入る可能性もあるかと思う。前提として現地の人との人脈が構築できていることが必要。
もう一つの選択肢として、ベンチャーを自分で立ち上げるなら誰にでも開かれた可能性かと思われる。アイデアが良くて VC がついてくれればそこからベンチャーとして exit に向けたゲームをスタートできる。
どちらにせよベンチャーに入る訳だから、変化に順応することとスピードが必要だし、最も失敗するリスクの多いパターンの中で働くことになる。
ただ、シリコンバレーの人が循環する仕組みの中に入れれば、次に生まれてくるベンチャーに入ることもできるし、日本と違い失敗しても汚点と思われずに経験を積んでいると思われるので、失敗したことによるデメリットはないと思った方がいい。
3.ライフカンパニー
自分で自分の会社を自己資金で作るので障害になることは少ない。ただ、企業形態として売り上げが爆発的に伸びて莫大な富を得ることはあきらめる必要がある。
働くフィールドに最も立ちやすいがその後にビジネスが展開できて、生活していけるかはまた別問題。
資金的にも自腹を切ることになるし、自分を中心とした人脈が作られていなければ売り上げを得ていくことが難しい。売り上げがなければ自己資金を切り崩して生活する必要があるので、自分の生活に最も影響が出やすい形態と言える。
これはシリコンバレーであろうが日本であろうがライフカンパニーであれば同じ。
番外編 : 大企業とベンチャーのエンジニアの給料
大企業とベンチャーにおけるエンジニアの給料は変わらない。駆け出し 800万、ちょっといって 1000万、シニア 1200-1500万という具合らしい。
違いとしては大企業は安定性、福利厚生の手厚さがあるが、ベンチャーはいつつぶれるか分からないので、不安定だがそのかわりストックオプションを付与する。そうすることで exit できた時の gain が期待できる。シニア級にあがるほど株数を多くするらしい。
基本的にはシリコンバレーのエンジニア採用は新卒とかの考え方がなく実力主義、実績主義。今までどこでどのくらいのことをやってきたかが基準なので、それがアピールできる必要がある。最近では Linkedin からコンタクト受ける方法もあるけど、現地のエージェントがコンタクトしているケースもあるので、どれくらい実践的に活用できるのか不明。
番外編 : シリコンバレーでは SIer はいない
いわゆる日本で古くからある Enterprise SI (NEC, Hitachi, IBM, CTC, 受託だけをしている会社 等々)はここに該当しない。
シリコンバレーはハイテク産業の生成地で、現状で言えばwebを中心としたインターネットサービスであり、先行投資的なのはバイオになる。だから今まである Enterprise SI の産業をわざわざシリコンバレーでやる意味はない。という方が正確かと思う。そもそも日本のような政治色の強い SI の手法はアメリカでは通用しないと思うが。
そういう意味では、日本で言う IT に古くから関わっている人のかなりの部分がシリコンバレーで働く形態にマッチしなくなっていることもはっきり認識しておいた方がいいポイントだと思う。
ITをフィールドとした日本とシリコンバレーの会社の違いについて
JTPAシリコンバレーカンファレンス2009に参加して帰ってきて何を思ったかというと、想像していた以上にITにおける日本とシリコンバレーの環境が大きく違っていて、その差は相当ついてしまっているなということだった。
実のところシリコンバレーの様子はニュースサイトや本などで情報は収集していてなんとなくは分かっていたつもりだったが、実際はまさに「百聞は一見にしかず」で全然分かっていなかった。ということが自覚してしまって、なおさら悔しいというかなんともいえない虚しさのような感覚がずっとついていた。
虚しく思っていても前に進まないので、冷静に異なる点をまとめて今後自分自身のスタンスや少しでもシリコンバレーを意識したい日本にいる方々に参考になればと思って書くことにする。
タイトルに IT と書いているが日本の Enterprise SI の分野はシリコンバレーではないので自社でサービスを作って BtoC で勝負しているベンチャーの世界という意味で使っている。
ベンチャーという言葉の定義の違い
日本でベンチャーといえば少人数で比較的若くって技術力がある程度あって、オリジナルサービスや製品を元に成長を目指そうというなんとなくなイメージに合致している会社を指しそうだが、シリコンバレーでいうベンチャーは全然違う。
シリコンバレーでいうベンチャーは単純明快に exit を目指している会社のこと。に他ならない。
exit(エグジット)とは上場(IPO)なり買収されることにより会社の資本(株)が現状よりもとても高く評価され買われて資本が爆発的に増えてそれを売り抜けること。それによって創業者は多額の資本を手に入れることができて成功者となれる。このバブルのようなゲームのゴールとして exit は存在する。
もうひとつの条件として exit を目指す = VC から資本を得る こと。初期であっても数億円程度のお金を VC から得て、それを元に自社のスピードを上げてどんどん exit に向けてまい進して行く。
- exit を目指している
- VCから資本を得ている
という条件がそろってベンチャーと呼べる。
逆にこの条件から外れる会社は ライフカンパニー と呼ばれ、自己資金や小額の資本を入れて経営していて、創業者が変らない、売り上げの伸び率の低い会社のことを指す。
そう考えると日本にある非上場でweb系でそれなりに有名な会社はみんなライフカンパニーだということになって、そもそもシリコンバレーのベンチャーとまったく異なる存在になってしまっている。
VC の存在感の大きさ
ベンチャーはまず VC から資本を得ることが条件だったが、シリコンバレーでいうこの VC の存在感は本当に大きい。シリコンバレーがこの不況下でも変化は求められるとしてもまだ exit を目指したベンチャーが消滅せずに RockYou のように意気のいいベンチャーがまい進し続けられるのも、VC ちゃんと資金を提供してくれるからといえる。シリコンバレーのベンチャーが挑戦し続けられる環境を提供している肝になっていると思う。
日本にも VC は存在するがおそらく以下の点で異なっているはず。
-
資金力の違い</p>
- シリコンバレーでは数百億円程度のファンドを持つ VC がごろごろいる。資金力は VC が判断される最初のパラメータで、この金額を明示するのは当たり前。日本で明示しているところはどれくらいあるのだろう
-
人脈力の違い
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シリコンバレーの VC で最も強い点はそのベンチャーに必要な人を連れて来てくれること</p>
- 創業者の中でセールスの部分がなければ、セールスマネージャで副社長にいた経験と実績がありその人がいればもう数百件くらいの顧客は get できるよ。くらいの実力者をポンとすえてくれる。
- シリコンバレーでは trac record という経営クラスの人たちの今までの職歴、実績がプールされているらしい
- 日本に必要な人をアサインするほどの人脈力のある VC はあるのだろうか。それ以前に真の実力を見極めるすべは持っているのだろうか。
-
シリコンバレーの VC で最も強い点はそのベンチャーに必要な人を連れて来てくれること</p>
-
会社を運営することのノウハウを多く経験していてそれを十分に生かしている
- exit のイメージを常に持ちつつ、短期的な方向付けを欠かさない
- 今どういうことをすべきかという提示を明確にしている
- それはお金、人、サービスの関連性から分析した結果を創業者メンバに指示している
- 助言という甘いレベルではなくやはり資本を提供し、exit することを目標にしている立場からは指示という言い方のほうが合っている
-
VC同士のネットワークが確立されている
- VC 同士のつながりが意図的に作られていて、お互いを助け合うことができている
- お互いが出資しているベンチャーを合併させたり、吸収(買収)させたりすることができる
- この不況下でもこの VC 同士のネットワークを生かして会社を整理できていることで、VC 自体もつぶれるレベルにならないですんでいる
ある意味創業者はアイデアと熱意とこのゲームに耐えうる人柄かどうかがあればあとは VC が用意してくれる。日本だと資金調達から人集め、セールス、資金のやりくりまですべて創業者がやらなくてはならず、本来サービスの成長に必要な開発やマネージメントに割く時間がなくなり疲弊して本来のスキルを発揮できないで終わってしまうケースに陥りやすい。
人の集め方、扱い方
ベンチャーは exit することが目標なので、人の扱い方もいたってシンプル。基本的に会社が望む能力や人柄かどうかかどうか判断のすべて。
会社としての機能は セールス、人事(でもせいぜい二人くらい)、エンジニア くらいしかなくて、日本によくある経営企画とかマーケティングの存在感は薄い。募集する職種は複雑化しない。
採用方法も論理性を主体に見たかったらテストを受けさせパスすればOK。入社後期待したパフォーマンスが出せなかったり、人間性に問題があればすぐ辞めてもらう。このすぐ辞めてもらう部分が日本では難しいと思う。ただ、首を切られたほうとしてもあまり悲壮感はなく、まぁしょうがないと思ってまた職を探すらしい。この部分はよき楽観主義 + シリコンバレーの人が循環する仕組み の中でうまく吸収できていると思う。
日本に残る感覚的な違い
その他こまごました感覚的な違いを並べてみる。
-
大金持ちになる = 成功 というイメージ</p>
- 日本では大金持ちになるとマスコミ含め周りからネガティブなイメージで見られやすい
-
エンジニアがすべてを作ることができるという感覚
- 実際作るのはエンジニアなので、シリコンバレーではエンジニアへの尊敬が強く、エンジニアが働きやすい環境を提供するのが当たり前になっている
-
会社への忠誠心
- ベンチャーとしてその会社のゲームに乗った感覚のほうが近いと思う
- 結局は会社は exit を目指した確率の低いゲームをしてる訳で、つぶれてしまうリスクも持っているから忠誠心など求められないし、そもそも必要ない
-
やることをやっていれば OK だし、だから勤務形態や態度の自由度が高い
- 昼くらいに出社しても問題なし、服装もジーパンOK(むしろそっちのほうが多い)、おもちゃを持ち込むこともOK
いろいろ書いたあとのまとめ
いろいろ書いてみたが、違いについては
- 資本
- 環境
- 考え方
のいろんな方面での差があって、シリコンバレーでは exit するための環境がシステマチックに整っていて、それが行われるためのシンプルな考え方で統一されている。だから会社を作ったけど何をしていいか分からない。ということはなくて、このシステムに乗っかってベンチャーとして資本を得たら exit 目指して走るだけになる。
根本的な差としては、日本の経済が弱ってしまって、上場による成功や IT ベンチャーに対する投資が成り立たなくなってしまったことがあると思う。結局、大きな環境面でシリコンバレーのような exit を目指すゲームはすでに成り立たなくなってしまっていて、シリコンバレーのようになろうというのは個人のレベルではもう難しくなってしまっているのは明らかかと思う。
じゃあどうすればいいかと思った訳だけど、やはり日本では資本の額が二桁くらい違うので二桁くらい下の規模で同じようなやり方を何とかがんばって小さな規模で作ってみることがせいぜいなものかと思う。
そうなると上場は exit としてはもう成り立たないので、事業売却のような小さな規模での利益を重ねていく考え方で、自分の会社の中としてはエンジニア中心の自由な風土を保つ。そう考えるとはてなとかカヤックが持っているスタンスがはまってきて、やはり 日本でいうところのベンチャー はそこら辺なのかなと思う。
ひとつ伝えたいことは、何を持って成功か ということであって、ライフカンパニーをするにしても、日本でいうところのベンチャーにいくにしても、シリコンバレーでベンチャーを立ち上げるにしても、日本だからダメという訳では全然なくて成功のレベルを個人としてどこに定めるかの違いだと思う。
自家用ジェット機が買えるような成功を目指すならシリコンバレーだし、自分力を最大限試してそこから得られる利益が本物の自分の価値だと思うならライフカンパニーを立ち上げればいいと思う(実は自分はこの考え方でShakeSoulを作った)。
今まではライフカンパニー(ShakeSoul)を作ってしっかり立つことを目指してきた訳だけど、シリコンバレーの成功を目指す強烈なゲームを目の当たりにして、やっぱりそのゲームに一度は乗ってみるべきだよね。と思ってしまっている今日この頃だったりしている。
# これはこれで困った話なので、戦略的な今後の計画に続けたいと思う
2009年の四半期について
2009年も3ヶ月が終わったところで、ちょっと振り返りたいと思う。
とにかくこの3ヶ月は今まで味わったことないくらいいろいろな大き目のことが続いていて、とても忙しいというかめまぐるしかった。
今後もそれくらいめまぐるしいことが起きるのかどうかは分からないが、今までの max であるとは思うのでまとめておく。
1月
- 退職まで残り1ヶ月 1月末トランスコスモス退職予定
-
meet-me でお付き合いのあった会社さんへ挨拶メールとついでに会社を作る旨を伝える 計20件くらい
- ついでにいくつかの会社を紹介いただく
- 2008年年末から続けている引越し先を正月明けから引き続き探す
- SVC09 参加者東京メンバと初顔合わせ1回目事前ミーティング参加
- そろそろリミットも近づいてきたので、思い切って新規一戸建てを買うことを決める
- 家の契約からローンの契約、引渡しまで2週間で行う
- 株式会社シェイクソウルの設立準備として定款作成、その他設立時に必要な書類作りを完了させる
- 定款 OK をもらう @公証人役場
- 家引渡し
- トランスコスモス退職 1/31
2月
- 2/2 法務局に会社登記 株式会社シェイクソウルを設立
-
今まで付き合いのある会社と紹介していただいたところへ会社紹介を開始
- この様子は会社ブログに書いてある
- 会社設立後に必要な申請のため書類を作成
- 丸1日かけて3箇所の役所を回り会社申請資料を提出
- タスクが多くなってきたので trac を自宅 PC に入れて管理し始める
- 娘の7歳の誕生日
- SVC09 東京メンバと2回目事前ミーティング参加
- iPhone Developer Group 懇親会に出席
-
SVC09 参加のための準備を始める
- 飛行機チケットを買う
- 地球の歩き方古本を買う
- 自分の 3/19-24までの過ごし方を決める
- 新居で必要な家具を洗い出し、引越し費用も含めた全体費用を算出
3月
- シェイクソウルの会社紹介を継続しつつ、案件提案を重ねる
- シェイクソウルでのパートナーを作りも継続して進める いくつかのサービスアイデアを固める
- SVC09 スーツケースを買う
-
3/15 購入した新築一戸建てへ引越し
- 天井にツッパれる本棚を作る with 義理弟
- ベッド作り 2つ with 義理弟
- フレッツ光ネクスト工事対応
- 3/19-25 SVC09 に参加
- 3/26 帰国した翌日に娘のヤマハ発表会に行く
- 久しぶりに愛三電機にLANケーブル造り用部材&工具を買いにいく
- 新居内の各部屋間LAN配線をする
実にめまぐるしい。。SVC09はもっと準備して望みたかった時間的にも無理だった。そのまとめはこれからじっくりやるとして、すぐにはちょっと手が出せそうにない。
新居購入、退職、会社設立、営業開始、引越し、シリコンバレーへ1週間行く、、、これだけよく詰め込んだな。こうなると一つ一つがおろそかになってしまうし、もう少し緩やかにしなくてはだった。
しかし逆に今年の残りの時間があっという間に過ぎないように、密度濃く手ごたえを感じながらやって行きたいと思っている。SVC09では最高の体験をしてこれたのだから、それを生かすためにも今年の残りの時間はより面白くしなくては。
JTPAシリコンバレーカンファレンス 当日メモリンク集
帰国してから数日たって、今まで大量にインプットしすぎてちょっとクラクラしていたのを解消すべく、二日間で一気にアウトプットした。とりあえずシリコンバレーに行っていた間の出来事については書き終えた。これから後は思ったことやシリコンバレーと日本の違いについて分かったことを書いていく予定。
JTPAシリコンバレーカンファレンス当日とその前後の会社訪問や梅田望夫さんオフィス訪問などは、実際の日付に back date して記述しているので、このブログのトップページを見ていても更新されていないように思えたので分からなかった。という話を聞いたのでリンク集としてまとめておく。
3/19
3/20
-
3/20 梅田望夫さんのオフィスを訪ねる – つれづれなる・・・
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3/20 会社訪問 Transcosmos Investments – つれづれなる・・・
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JTPAシリコンバレーカンファレンス前 今日得たことメモ – つれづれなる・・・
- 梅田望夫さんオフィスでのミーティング、Transcosmos Investments永倉さんとのミーティングを通じて感じたことをまとめたもの
3/21
3/22
3/23
まとめ
-
JTPAシリコンバレーカンファレンスが終わって 書くことリスト – つれづれなる・・・
</p>
- なにを書きたいかをまとめたもの
これから記述予定 # 書いたもののリンクをあとで追記
JTPAシリコンバレーカンファレンスが終わって 書くことリスト
シリコンバレーの最後の夜。3/19-23までいろいろなことを聞いたり見たり話したりしてきて、書きたいことはたくさんあるがもう少し書き方を考えたいところもある。
なので、忘れないうちに書きたいことリストとしてまとめておく
- JTPAシリコンバレーカンファレンス2009に参加して
- 梅田望夫さんにお会いして話してきたこと
- シリコンバレーの環境としての魅力
-
各会社訪問
- PARC
- Adobe
- RockYou
- dropbox
- ITをフィールドとした日本とシリコンバレーの会社の違いについて
- シリコンバレーで働く時の形態について
- 今後の自分に何を生かすか 何をしていくか
このくらいだろうか。1つ1つはいろいろな刺激を受けているので、書けることもあるがそれプラス何を思ったか、何を考えたかもなるべく入れ込みたいと思う。全体を通じて考え方ことがつながってくればいいと思っている。
本当に魅力的な素敵な仲間にめぐりあえたことに感謝!!今後いろいろできそうな力強い人脈になった。
3/23 シリコンバレー会社見学 Googleplex
Google本社の見学会とその後の日本人エンジニアさんとのお話
Google本社は田舎町の草原の中にぽつんとある感じで、敷地の道路挟んで反対側は大草原。さらに会社が大きくなったらこっちにも建物たてれるぞ、という感じ。
広がる大草原 相変わらず天気がいい
信号に Google の文字が 普通通り名をかくのですが、さすが Google
敷地に入ると大学のキャンパスを思わせるように、いくつかの低層な建物が並び中央には中庭があってそこで飲み食べしてもいいし、ビーチバレーコート(ちゃんと砂が敷かれている)で遊んでもいい。
建物は大体2階建てで、ガラス張りなので外から中の様子が丸見えだったりする。
と思ったら、
CEOエリックシュミットがテレビのインタビューに答えているのが、ガラス越しに。
この後中庭におりてきて受付を通ったので実質、5m以内で見たのですがさすがに写真は失礼かと思って撮りませんでしたが、ラッキーでした。
受付を済ませぼんやり考えたことの廣島直己さんガイドのもと社内を見学。見れるところはフリースベースと無料のカフェと食堂くらいで、実際働いている場所には入れませんでした。
会社では過ごすのに必要なことはすべて用意されていて、すべて無料。一部ニュースではカフェや食堂は無料でなくなるとありましたが、見た時点ではそんなことはなかったです。
マウスやキーボードも無料で届けてくれる所もありました。確かに会社で壊れたら困りますが、本当にエンジニアが過ごしやすい環境を考えて提供しているのが分かります。
その後、昼食を食堂で食べながら日本人社員の方とお話できました。実際お話しさせていただいたエンジニアさんはその後中庭でのお茶までお付き合いいただいて、大変ありがたかったです。
食事の後はお土産屋でいくつか Google goods 買う。社員が来ているような T シャツはなく、ちょっとデザインがいまいちな感じ。
食事とお茶の時にエンジニアさんから聞いたことメモ
- ソフトエウアエンジニアは12人くらいのグループを組んでいる
- 個室ではなくグループ単位でまとまっている
- 基本的にやることをやっていれば自分の稼働は調節できる
- ここで働く人の割合は 中国が多く、インドがその次、日本人はすごく少ない
- やはりこちらで働くには留学して、ビザを得て入るのが大堂らしい
- ソースを commit する前に必ずシニアエンジニアもしくはそのプロジェクトのリーダとのレビューが必要
- 学歴は関係ないと言いつつ、意見を言い合う時には若干イニシアティブが出るらしい
- カフェのシェフは社員なので、20%プロジェクトもやっている ちゃんと数値化してこうか測定するらいし カフェ同士の競争もやるらしい
-
経済不況の影響でレイオフはあったが、エンジニアに部分には影響が及ばなそう
- ただ、新規採用はストップしているようだ
- Google Japan に行ったとしてもソースはいじれるので、日本戻りつつ仕事はできる
ここでもやはりエンジニアが働きやすい環境が提供されていた。エンジニア側から見ればこの至れり尽くせりの環境と安定した大企業であることが魅力になるのだろう。安定した大企業という感覚は日本の大企業に持つイメージと同じ。しかし、レベルの高いエンジニア同士が集まって世界的なサービスを次々生み出している感を感じるならばここにくるしかないのだろう。
ハイテクなイメージが強いが、実際のオフィスは非常にオープンで明るくて気持ちが豊かになりそうなお天気のもとにあるというのが印象的だった。
3/23 シリコンバレー会社訪問 dropbox
dropbox は2007年に RockYou と同じ Sequoia Capital から出資を得て、こちらもシリコンバレーのゲームに乗っているベンチャーです。確か2008年のどこかの優秀アプリケーションに挙げられていたような。。。
Windows,Mac,Linux対応のアプリケーションをインストールすれば dropbox ディレクトリ内の同期をしてくれて ASP 的共有ファイルサーバを使うことが可能。
ファイルサーバをリモートでスマートに使うすべが見つからず最後の砦のような気がしていて、最初これを使ったときはやられた~と思ったものです。今ではかかせない大変お世話になっているアプリケーションになってます。
場所はサンフランシスコ市内のビルの中。田舎町とは違い都会の中の雑居ビルという感じです。サンフランシスコ自体は都会的で銀座や新宿のイメージと同じです。底抜けに明るいお天気のもとお仕事するという環境では全くなかったのが結構意外でした。
エレベーターおりた目の前にボード
RockYouとは変わってスタッフは10名そこそこのようで、それほど広くない縦長のフロアに無造作にデスクを置いて黙々とコーディングするスタッフたち。
オフィスも狭いし、ゲームやら楽器やらが置かれている中で少人数でやっている姿は今まで見たベンチャーとは明らかに異質な感じ。しかもスタッフたちは強烈な個性をもったまさにギークな人たちのように見える。
本当に初期の少人数でゴリゴリとベンチャーやっている感が満載でかなり興奮しました。
この映っている範囲くらい+奥に会議室+手前に卓球台(やっぱりベンチャーのお約束なのか)がある
奥に人だかりができているのは今回お邪魔した日本人メンバたち
ちょっとした個室にワイドテレビにドラムゲーム、古びたピアノが置いてあった
これを見るだけでも楽しそう
オフィスにドラムとはこの時点でかなりぶっ飛んでますが、音楽好きらしい。時々弾くらしい
CEO の Drew が説明と質疑応答に答えてくれました。スタッフの数よりも圧倒的に訪問者が多くて、コーディングしている場所にそのまま20人くらい押し掛けて、その場でCEOと立ち話。
CEOが色々しゃべってくれている間も黙々とコーディングしている。気づいたのは結構近くで話していて会話の内容も丸聞こえの状態で、日本だったら “もうちょっと気を使って静かにしろよ” 的な顔をされがちだがそんなのおかまいなしでマイペースで自分のことを黙々とやっている。
こっちでは「空気読め」とかなく、自分は自分だから。と誰かが言っていたが確かにその通りと感じた。
ここら辺がアメリカ的感覚なのかもしれない。面白い話題だったら途中からでも会話に参加してまたコーディングに戻る、みたいなスタッフのスマートな対応も結構良かった。それなりに社交的なところもすごく好感が持てた。
これからの dropbox としては、iPhone アプリやら色々出していくようだ。是非有料会員になってほしいと言っていた。
小規模な時期のベンチャーの濃くも楽しげなカオスな状態の現場を肌で感じることができてよかった。
3/22 シリコンバレー会社見学 RockYou
RockYou は FacebookやMySpace上で動くアプリケーションやガジェットを提供している会社で、Google に投資したVCである Sequoia Capital が最初に投資したことで大変注目され、現在第3ラウンドの出資も終了した今乗りに乗っているベンチャーです。創立は3名でしたが3年経った現在100名ほどになっているとのこと。
日本では mixi などはせいぜい OpenID と API を設けているくらいで、SNS 上で他のアプリケーションが動くことはイメージしづらいと思いますが、SNS をプラットフォーム化させて自由にアプリケーションを提供できる環境を作りつつ更なる活性化を狙うことを目的にした発展系かと思います。
当日は創設者3名の一人である日本人の石塚さんにオフィスを案内していただきその後、質問に答える時間を取ってくれました。
この日は日曜日のため社員はお休み、逆にゆっくりオフィスを見ることができました。
こちらのベンチャーは卓球台があるのが基本だとか
セールス関係のデスク エンジニアの方の撮影はさすがに NG でした
昔の excite のオフィスだったところを使っているとのこと、1階建ての倉庫を改造した印象を受けました
石塚さんを囲んでのお話し合い
RockYou の紹介
- SNS上のアプリケーションの中で広告打てる その収益は SNS に払う必要はなく100%自分たちのもの
- facebook, MySpace 上でのアプリケーションを作っている
- その分野でトップ
-
広告出の収益がビジネスモデル 以下の販売パターン
- 1 代理店使わず直で売る
-
2 自分たちが代理店になる
- RockYou独自で広告ネットワーク 誰でも参加できる そこで展開できる
- アプリ数は全部で70-80くらい
- 広告はタグ HTML 埋め込んで表示させる
- 今後 3 ユーザへの直接課金 を今年中にやる予定
- 割合が 1,2,3 1/3ずつになるようにしたい
-
人気なのが Super Wall on facebook
- テキスト以外のYoutubeも貼付けられる
創業時
-
最初やっていたこと</p>
- myspace で写真を貼付けられるアプリを作った
- 最初の数ヶ月で100万ユーザになった
- 個人でやるには限界がなった VCを入れて会社にした
- iconix? にいた3人が作った 前の会社の上に採用されなかった
- 結局もったいないので自分たちで会社にした
重視していること
-
バイラル効果があるかどうか</p>
- そのユーザがどれだけ引っ張ってきてくれるか
- 効果が薄いアプリケーションはきる
- 数字で判断 統計システムがある
-
すべてのユーザの行動を5分ごとに集計
- 属性、捜査内容
- 頻繁なアップデート 毎日100回アップデートしている
- 統計の数字を重視したのはファウンダー3名の経験、考え方
- ポリシーは統計に基づく数値化、頻繁なアップデート
RockYou アジア
- RockYou アジアが立ち上がった
- http://www.rockyouasia.com/
- 現地で開発する ローカライズだけでは楽しくないので
- ノウハウの提供はするが何を作るかはアジアに任せる
会社の回し方
- エンジニアドリブンではないマーケットドリブン
- 決定をするのはプロダクトマネージャ
-
エンジニアにもプロトタイプを作るな といっている
- # ここら辺が今時のベンチャーの新しい特徴なのかもしれない
- 新しくアプリケーションを作るのは誰でも提案してOK
- 辞めた人 自発的でない/である 5、6人ずつ 3年間で
- 担当アプリケーション : 小さいものなら 1名、大きいものなら 4-5人
状況
- これからはサイト単体で web サービスは流行らない
- SNS上でやった方が楽
- オリジナルドメインサイトは減ってくるのでは
- myspace は teenager の女の子が集まる
-
ターゲットを知るためにインターンとして teenager のアルバイトをとっている
- ユーザテストとかサービスの意見などを聞いている
QA
ユーザ課金について
-
お金を払う感覚は日本の方がすすんでいる</p>
- 携帯の事例もあるしね
- こちらはタダの意識が強い
- アプローチが今まで悪かった部分もあるのでチャレンジしている
logの取り方
- アクションのログを取る DBに格納する
- 格納された情報を10分ごとにクーロンが動く
- ブラウザから見える部分のログが対象
プロダクトマネージャについて
- プロダクトマネージャはバックグラウンドはエンジニア
- ちょっとした修正はプロダクトマネージャが行ってそのままリリースする
-
プロジェクトマネージャのお仕事は
- スケジューリング、マネージメント業務
- 統計システムから新機能追加変更を決める
- 細かい修正も気にする 例)ボタンの色とかも
開発期間は
- 最初の super wall は着想から3日
- max のボリュームでもせいぜい 2week
エンジニアチームの役割
- 開発フレームワーク framewark
- 各アプリケーション担当 developer engineer
- バックエンド回り backend
- 統計システム
会社が急速に大きくなる感じは
- 3-20,20-100名への変化をした
- 20名 大学のサークルの感じ
- 100名 会社ぽい
-
engineer 業務のアウトソースしている
- 通常のアウトソースだとspeedについていけないので、枯れたアプリケーションのメンテだけお願いしている
-
採用ポイント
- 論理的思考ができるか
- MS でもやっているなぞなぞみたいなテストを使う こちらではスタンダード
- スタートアップの経験があるかどうか
- 大企業にいただけだと取らない スピードについて来れないから
- 人柄は見ない
iPhoneアプリはやるか
- iPhone アプリ まだユーザ数が少ない
- 全世界のユーザ的には全然少ない 3000万
- facebook ユーザ 1億
こちらのエンジニアの給与について
- 駆け出し 800万
- ちょっといって 1000万
- シニア 1200-1500万
- ベンチャーだから給料が安いということはない 大企業と変わらない
-
ストックオプションをつける
- シニアだったら株数が多くなる
exitのイメージは
- VCから買収額の最低限の金額が言われている
- 今までオファーもあったがその金額以下だったので断っている
- 本当は3年で exit したかったが
創業者3名の役割紹介
-
1.CEO 45歳 元ルームメイトの元上司 いくつかスタートアップしている</p>
- 既に経験あるから CEO やった
- 2.技術面 BtoC 経験してきたマネージやりたがっていた
- 3.石塚さん BtoB やってきた コード以外はやりたくないから アーキテクトという立場でいる
起業に向く人とは
- 物事深く考えない
- 楽天的
仕事のスタイル
- オフィスにいるのが合計8時間から10時間
- 家に帰ったら仕事しない
- スピード重視
やることやったら の判断の仕方
- 決められた期日までに仕事をしたらまず OK
- 機能実装、バグ修正 : プロダクトマネージャがやる
- 目に見えないライブラリをたくさん書いた は付加価値の評価
- ドキュメントに残さない リリース100回するから
- どれだけきれいなソースを残しているのか : シニアエンジニアがやる
この不況で思うこと
- 今は協業が脱落するのを待っているだけ
-
さすがに人を雇うのは止めた
- 人は一番お金がかかる
日本とシリコンバレー
- こっちのエンジニアは自慢したがりや
- どれだけの人に使われているのはモチベーション
- キャリア的に RockYou は魅力
-
日本人が活躍できる部分がある
- flash developer
- デザインと開発の融合させること
- センスを兼ね備えているエンジニアがいない
- センスがあってコードも書けること
- いろんな言語がやれた方いい
仕事の仕方
-
基本的なドキュメンテーションだけ</p>
- それを見れば入ってきた人が facebook 上でアプリリリースできるくらいまで
- google : gmail, apps, wiki は docs を使っている
終わってみて
- まさに RockYou はシリコンバレーのベンチャーで、ゲームに乗って exit 目指してまっしぐらな勢いを感じた
-
必要はリソースや戦略は VC とのやり取りで調達できることがよくわかった
- それだけ VC の会社に対する貢献度は高い 日本でここまでできるところはあるのか
- 確かに経済不況の影響もあるけども、それでも exit して成功を収めることに対しては全く影響がない感じ
- 会社が急速に大きくなっていく時には、ある程度シンプルな採用方法とミスマッチを引きずらないのがポイントに思えた
- 100回/日リリースには驚いた それだけユーザの反応に対してシビアに対応しているのだろう
-
統計情報の数字をすべての基準にしているやり方は今どきな感じで正しいと思えた
- 数字がないと社内の変な力関係とかで決めて、そのやりとりに余計な時間をかけてしまうから
- 多分、アプリケーション自体は軽めだからたくさん作れて頻繁にリリースできる
-
重いのは統計システム側なんだろうな データ取得から算出結果を見れるまでの間隔が短ければ短いほどシステムはタフでないといけなくなる
- この間隔時間を質問すれば良かった。。。
-
日本ではスピードを上げて疾走すると悲壮感が漂うが、こちらではむしろ楽しんでいる感じが出ていた
- 疾走するための環境がちゃんと整備されているか/いないかの差ではないかと思う
- 単純にシリコンバレーベンチャーで日本人がファウンダーになるケースが出てきてうれしいと思った
- きっかけは偶然かもしれないけれども、大きな成功を得ることができるのがまさにシリコンバレーにいる醍醐味なのだと感じた
帰国してから Facebook 上に RockYou が出しているアプリケーションを一通り入れてみたが、結構有名どころが多いようでシェアの大きさと優位性を感じることができた。確かに Super Wall は自分のお気に入りをお知らせするにはちょうど良い。他のアプリケーションも使い込んでみよう。
インストール自体は http://www.rockyou.com/ の Facebook のタブをクリックして、アイコンをクリックすればインストール画面に飛びます。
JTPAシリコンバレーカンファレンス2009 当日メモ
3/21 JTPAシリコンバレーカンファレンス2009 の当日メモ。すべてのセッションをメモしてはいないが、自分に引っかかったところだけ。
梅田望夫さん (ボードメンバ) 講演
梅田さんブログに全文掲載 なので、そちらを参照ください。
大澤弘治さん (ボードメンバ) 講演
- 3つの話 : 自分の話、仕事の周りで起きていること、何を考えるか
会社の話
- 会社は VC、Global Catalyst Partners 300億くらいのファンド
- 1999年立ち上げた
- 三菱商事時代: 非鉄金属シリコンだったから半導体やった あたらしい時代だった 色々やれた儲ければOK
- Kamran Elahian について : 個人的にはすごい魅力的だった 起業家10社中4社上場した
-
1999年ネットバブル最盛期にもどること 戻りたくないから二人でなんかやろうよから始まった会社
- 事前の分岐点に人の出会いがある 機会を逃さない 重要
状況
-
Sequoia 投資先の CEO が一日集めてミーティングした 10/7</p>
- 2007年 アメリカはコンシューマ大国 GDP73%占める
-
point: global, 今回は信用問題なので根が深い(Credit Not Equity Driven)
- GDP Negative Growth 軒並み悪い
- まだ時限爆弾の仕組みがある Alt-A、ARMs 6割くらい支払不能になるだろう
- そこにつくのは 1,2年かも 5-10年ダメかも
-
やったことは6社ボードをやっていたが2社を売却した
- 自活できる会社、お金を使う額が少ない会社を残した
- 7割くらいが身内がサポートしている状況 支えきれる会社しか残らない
- 年金基金が下がっている
- GP ベンチャーキャピタル自身
- 10月今日から会社を変えなさい リストラしなさい 生き残れないので
-
GET REAL or GO HOME
- 現状を認識しなさい
アントレプレナー的準備
- 次に進むためには何もしないのはダメ
-
1. 恐怖心に打ち勝つ精神力
- 今までの実体験を元に考えるとあたらしいことに対して恐怖心がある
-
2. クリエイティブたれ
- お金はないがそれなりに考え抜いて進もうとしている新しい会社がある
- 独創的、新しいアプローチ 与えられた条件で行う
- 3. インテリジェンス
- 世の中に大きなことは起きないだろう
- 準備するにはいい時期
-
4. あきらめない!!
- 本当にお金集められるのか tracrecord 0 なのに始めた ちゃんとなるまで1年かかった
- やり続けると何とかなる がんばり続ければ何かが起きる
- 松下幸之助名言数 成功する秘訣は? 成功するまで辞めないこと
-
マクロで見ると右肩上がりでも ミクロ(月単位)で見ると上下激しい 売り上げの場合
- 社長は8割不安 manage し続ける
- 成功とは失敗を manage し続けることの積み重ね
- Abraham Lincoln 20年くらい選挙に落選し続けた末の大統領
-
5. チームプレイ
- 一人の力は小さい 苦しいときこそみんなでやる
-
6. 明るいこと
- 自分が主体的なポジションにつくと恐怖心は出る
- 落ちていたらきりがない それを笑い飛ばすくらいになって
QA1 あきらめないと言っておきつつあきらめている現実もある
- 割と会社を維持させたい派だが一人ではできない 周りも含め考慮する
- 自分として銅というよりかはミッションに立ち返って判断する
- あきらめない2つある 個人の気持ちをあきらめない
QA2 エコシステム聞く?
- スタートアップ時によく聞く 他の要素を動かすために気にする要素
- 日本のVCに期待することは?
- 日本だと振幅の幅が激しい こっちはそれなりに提供され続けている
- 日本はいいと出すけど、悪いとすぐ出さなくなる
- 日本でもインフラはある 質は別にして ブームになりやすい 業界としてはエスタブリッシュされない
金島 秀人さん 講演
- 研究者 専門バイオ
- トップの場所に身を置く 自分を可能な限りいい場所に見を置くこと
-
Stanford大学きてみて周りの連中がすごい
- ベンチャー Systemix? を大学の教授とメンツでベンチャー作った
- IPOした 大手と提携して大手のグループ会社になった
- 大きな視点で中間管理職 プロジェクトマネージャを経験した あたらし経験
-
日本のバイオベンチャーを応援するようなことやりたいと思った 10年くらい
- 若い頃から仕込みをしている
-
バイオは具体的なプロダクトがない場合もポテンシャルがあれば資本が入ってくる
- この地だったから成り立っている 産学連携
- シリコンバレー以外はない
- テクノロジーをベースにベンチャーでやって来れたのはシリコンバレーだから
- 夢を見つづけている
-
注目のバイオベンチャー企業
- BtoCでDNAを分析する
- ボリュームを集めれば価値になるだろうにつながるモデル
- 使うものは新しくない ビジネスモデルが新しいだけで大きく成長できるベンチャー
- ここ10年くらいそういう会社が増えてる
-
これからのベンチャーはビジネスモデルが大事 誰が誰にどういう形でお金を取るか
- 最大の差別化
-
シリコンバレーのキャリアアップ
- 職歴
- 年齢によって昇級することはない キャリア報酬制 職能と経験年数
- 一つの職能を極めるか複数の専門性を持つか
- シリコンバレーのハイテク企業は平均20%くらい入れ替わる 5年経てば全員入れ替わる計算
-
シリコンバレースピリット
- どこかからきた若い人が中心
- あたらしいもの、異質なものを善として受け入れる
- スキル経験を常に磨き、積み重ね、アピールする
- 個別の会社ではなく、その業界に就職している というプロスポーツ選手のような意識 落合みたいに優勝請け負い人みたい
- 意思としての楽観論に富み、挑戦することが善
- 自分の好きなこと、得意なことを仕事にする
- 組織は人生を託す場所ではなく、自分の個性が発揮で書であるべき、そうでなければ
- 自分自身の情熱を賭けて働ける場を探すことが大切だ。このスピリッツは日本に置いてもある程度は発揮できる
-
日本に対して感じていること
- 今はどんどん落ちている 閉塞感、閉鎖感が蔓延している
- 世界で通用する人材となるためには
- イノベーションとビジネスかであれば、最終学歴をアメリカで取得しシリコンバレーで就職する
- 海外で生活する時期を経験し、日本を外からも観察する視点を持つ
- 自分の強みを磨き、経験を生かし、さらに発展させる
- 自分の仕事が明確で、自分を鍛え、かつ成果が見えやすい小組織で働く
- 様々なことなるスキルを有する人とのコネクションを積極的に広げる
- 人生の良きパートナーを得る
-
from steve jobs : stay hungry, stay foolish!!
- こういう若い人たちと一緒にいるのが楽しい
QA 今後の時代の流れ 次は何か
- ヘルスケアをITで復旧させる
QA 得意分野をもって突き進む時は
- 得意分野だけだったら 日本で3番、世界で10番以内
- 複数持つならダブルマスター PHT は大事 主任研究員になれない
シリコンバレーで起業しよう
-
シリコンバレーならメイン以外の部分はアウトソースできる</p>
- アウトソースできる機能がそろっている
- 起業に失敗しても汚点にならない
- 起業するときのリスクが少ない
- エンジニアの採用のはずれもある 採用の基準を明確にする 期待値に届かない場合はすぐに辞めてもらう
-
スタートアップではいい人材は集まりにくい
- いい人材はいい待遇で大きな企業に行きやすい
- マッチしなかった場合は訴えられるリスクを最小限にする ガードをちゃんとしている
- 今の不況時はいい人を獲得するチャンス 人づてで入ってくれた 安くなるし
-
exit 資金の回収求められる 売却する ずっと永続的にその会社が存在することはない
- 売る方と買う方のマッチング インベスティメントバンクがいる
- 買う側は顧客だったりする 実際顧客だった そのサービスを使っているのでなくなっては困るので
- 会社を大きくするためにはいつで買うものを探していること プロセスが明確に確立されている
-
一番大切なこと
- 決断力、実行力 協業相手が真似する時間を与えないほど突き進むこと
- 人のせいにしないこと 自分が決めたこと もし失敗したとしても立ち上がることができる
-
なかなかプラン通りに行かない
- 最初に提示したビジネスモデルと今3度目の提示したビジネスモデルは全く違う
- 外的環境を求められたりすることに対して早く決断できるか
- コアなところがぶれないから成り立ったのかも
-
メッセージ
- お金集めの為にビジネスやるのは NG 価値あるものを出しているから対価が出る
- 求められているものを give するスタンスだ
- 恐れずにチャレンジしてほしい 人生終わりという訳ではない
- まずはきてみてほしい
QA 日本でまず成功してからシリコンバレーでということに対して
- まずは日本でという発想を転換することから始めたら
-
これが行けると思うようなものがあるならまず日本でなくてアメリカに持っていってもいい
- 中国、インドはどうかな # 爆発させることを狙うか狙わないか
- 受注だけで行く会社はシリコンバレーにもある
- VCはサービス生み出す系だけではないけど、せっかくやるならアイデアをもってVC出させてみればいい
-
VCは基本的に大きくしたい 売却 or IPO を狙っているところにだすから
- 受託だけでやっていくのはないね スモールビジネスとスタートアップでは違う
渡米を決意した理由
QA
- シリコンバレーで自分の時間があるなら効率的になっているのはなぜ?
- マネージメントの意識が違う よく見ずにスケジュールひいてみんなで進んでしまうけど ちょこちょこやっている
-
こっちはもうちょっと細かくふって決めて進めている 責任範囲はっきりしている
- マネージメント手法がマネージャの中にちゃんと確立されている
- 効率化はそれほど進めていない ソフトウエアのシェアの押さえ方がうまい 使い回せる ポジショニングの違い
- 日本のどの部分を変えた方がいいと思う?
- 自分があってるなら日本にいればいい こちらはエンジニアが環境を変えやすい レイオフもイメージダウンにならない
Yes we can (learn to speak English)
-
オープンソース MLよむ IRCで音声チャット 2000-2004 オンザエッジ</p>
- 分からないときは調べていた 習慣的に続けていた
- podcast 通勤時間同じエピソードを2回聞く 同じものを繰り返し聞く 役に立った 興味のある内容
- 駅前留学は役に立たなかった
- 最初1,2年は持ってるボキャブラリーでなんとかできた 専門分野ロジックを知っていたので
- 語意力は必要 キーワードで入ってくる
- 猿真似みたいにまねてみる
- 英会話学校無料レッスン10以上受けた 実際受けたのがすごいなぁ 結構いろんなアクセント
- ちゃんとした文法であることがビジネスで大事 過去形、未来系など
- 聞く分には単語力があった方がいい
渡辺千賀さん、海部美和さん 講演
-
コンサルタントとは</p>
- 1 テンプレート型?
- 2 芸人風
- 3 fixer
- 4 たこつぼ型
- 必要に応じて使ってほしい タイプを選んで
- 人を雇わずやっている 起業とは言えない
- 怖いことは知らないことが多い
- やってみる、調べてみると怖くなくなる
- 3年以上先のことを心配するのは地震がくるのを心配するようなものだ
- 自転車操業やってそれなりによい自転車だと分かればどこでも行けるんじゃん
- まず自分が変われ 上の方から変わる社会観が日本にいると染み付く
- 人のせいにしない まず自分でやる
カンファレンスをすべて聞き終えて思うこと
-
世界視点を持つならばシリコンバレーに来ないと始まらない</p>
- まずは日本で成功して、、、というパターンは成り立たない
- シリコンバレー発=世界発 だし、ここ以外の場所でITを絡めたビジネスの成功するのは難しい
- 日本で流れる情報がいかに限定的で鎖国的かが分かった
-
シリコンバレーで働く上での環境は
- 年齢、性別、学歴が問われない
- 年齢で役職と給料が決まることはない 日本と決定的に違うこと
-
プログラマーという言い方はしない、ソフトウエアエンジニアという
- コーディング以外にもアーキテクトもできるのが当たり前
- 単にコーディングしたしないのはコーダーらしい、そういうレベルはシリコンバレーでは採用されないからいないらしいが
- 誰かが何かをしてくれることはない 自分で決めて自分でやることやって給料もらう もらえるとしたらストックオプションくらいか
-
起業するための環境が完璧に整っている
- 創業者が身銭を削る必要もなし
- ビジネスアイデアがあれば、お金、人、設備すべてを用意してくれる
- 雇われる側もパーツの一つであって、レイオフされる可能性も理解できている
-
シリコンバレーになくて日本にあるもの
- 会社は社員のためという考え方 : こっちは会社は株主のもの だから社員にストックオプションを与えるのは理解できる
- 年齢によって昇級する : こちらは実績ありき 60歳でもプログラミングするソフトウエアエンジニアがいるらしい
- 会社が突然社員を解雇すること : こちらではレイオフがある 会社とその人とのミスマッチが生じた際もすぐ切れる
- 仕事の仕方(動作的なもの)への注意 : こちらではやることをやっていれば遊んでても遅く来てもよい やることやっているんだから
- シンプルだけどタフな世界で生きていくためにはやっぱりアントレプレナーシップと楽観主義でないといけない
JTPAシリコンバレーカンファレンス前 今日得たことメモ
今日の2つのミーティングは自分の知りたかったこと/模索していたことに対してヒントや新しいアイデアが出てきた気がするので、中途半端かとは思うがまとめておく。
JTPAシリコンバレーカンファレンスの振り返りは書くとして、忘れないうちに残しておくという位置づけ。聞いたことのメモではなく、自分なりのフィルターを通った後のアウトプット集。
-
新しいWebサービスが爆発する確率は確かに減っている</p>
- 技術的にはほぼどこも同じ、技術が差異を生み出すことはなくなっている
- Webでは アイデア or デザイン or 使い勝手が差を生み出すと思う
- だから新しいプラットフォームである iPhone/Android アプリ開発の市場が熱くなっているのだろう
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今後のインターネットサービスの役割は新たなサービスのインフラになる
- ユーザにはそれがインターネットを利用している/していないは意識されない
- 具体的にはイメージまだできず。。。
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eコマースは日本人的「みんながやるからやる」意識を壊せればまだまだ先があるかもしれない
- 今は楽天、Yahooショッピングだけ
- とんがったオリジナルサイトで、商品提供者側に分析レポートをちゃんと出せれば優位性が生まれる
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成功の定義は、ライフカンパニーとベンチャーで全く違う
- アプローチもまったく違うから完全に分けて捕らえなくては
- シリコンバレーでのベンチャーの成功は IPO or バイアウト。結果的にお金が増えればOK。そのために人も金もVCが調達してくれる
- 日本とシリコンバレーは全く違う成功パターン とうか日本は成功と言えないレベルに下がっている
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成功パターンを切り替えて目指し直す時はステップアップではなくモデルチェンジに近い感じ
- やり方、スピード、馬力をすべて変える覚悟が必要
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人もリソース。モノを扱うように瞬間的に効率化できる人が経営者として重宝される
- それをやれるようになりたいか。それが自己実現の集大成かは個人的に疑問
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VC同士の情報流通はコンピュータシステムではなく人脈で行われる
- 日本で行われないのは人脈交流が結果的に大きな成果に結びつくことが理解できない、社内依存思考が強いからだろう
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とりあえずライフカンパニーからスタートした ShakeSoul は最初のアプローチとしてはまずOKと思えた
- 懸念していたことから避けることができている
- 一人が好きなことをやって生活できるレベルを目指すというラインが最初の最低限の条件
ミーティングが終わって、ふと思ったこと
- 個人の力が今後どこまでフォーカスされるのかは不明
- 利用者にとって良いものが最高のプロダクトだと信じて作ることと成功はつながるのだろうか
確かに状況は変化しているし、「ベンチャー」「ライフカンパニー」の言葉の意味の違いを理解した。もう少し落ち着いて分析する時間が必要で、自分の信じていることは変更しないにしても少なくとも戦術を緻密に練り直す必要があると思った。













