「よくわかるAmazon EC2/S3入門」という本を書きました

紹介するタイミングを完全に失ってしまいましたが、「よくわかるAmazon EC2/S3入門」という本を共著しました。技術評論社から出ていてすでにAmazonでも買えますし、書店にも並んでいるかと思います。

一緒に書いたメンバは学びingの五十嵐さんとハートビーツの藤崎さん、馬場さんです。

この本は Amazon EC2/S3をこれから理解して触ってみようかと思っている方々に向けて書いています。クラウドコンピューティングの説明から、実際の操作方法の解説、EC2/S3以外のサービスの説明、運用上気をつけるべきティップス、実際経験上起きた障害の紹介など、概要から実例まで幅広くカバーしているのではと思っています。最初と最後には漫画が載っていて、ある会社がAmazon EC2を検討するシーンがあります。私としては漫画を用いるのは斬新でしたが、抵抗感なく読み進められるのではないかと思っています。

私の書いた部分は、3章「Amazon EC2/S3導入手順詳細」、4章「Amazon EC2使用方法」、5章 5-1「Amazon CloudWatch」「Auto Scaling」「Elastic Load Balancing」、5-4「Amazon EC2/S3 ツール集」になります。

気をつけたことは、

  • はじめての人でも手順を守れば確実に同じ結果を得られるように
  • サービスの紹介では単なる紹介にとどまらずに、できること/できないことを示して、利用シーンのイメージをしやすいように
  • 作業を進める際に気づくようなティップスをなるべく紹介する
    • 本文に盛り込むには詳細度合いが異なるので、コラムとして切り出しました

という点かと思います。

特に6章、7章に示されている運用管理上の話は、EC2での豊富な経験を持つ学びingさんとインフラエンジニア集団として多くのシステムを手がけてきたハートビーツさんのノウハウが詰まっており、経験やノウハウの価値がここに凝縮されていると思いますので、具体的にシステム構築をされる前に是非一読いただきたい部分です。

そういった意味では、この本は入門書ではありますが、サブタイトルの「Amazon Web Services クラウドの活用と実践」のように、あくまでシステムづくりのツールとして活用するための実践書とも言えます。

まだ真の意味でクラウドコンピューティングサービスは国内では少なく、概念や概要だけが先行している状況が多々あるかと思います。クラウドコンピューティングに「実際に触れて実感する」ことが本当の意味でクラウドを活用するレベルになっていけると思いますので、そんな機会づくりのきっかけにこの本がなってくれればと思っています。この革新的なツールがもたらす新しい感覚を楽しんでいただきたいです。

読んだ感想は良い点・悪い点両方ともお聞きできればと思いますので、是非ブログのコメントでもAmazonのレビューでも何らかの形で感想いただければありがたいです。

逆転の競争戦略

逆転の競争戦略―競合企業の強みを弱みに変えるフレームワーク

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色々な業界でトップとなっているリーダー企業が競合によってトップから転落するケースがある。巨大なリソースとシェアを持つリーダー企業にやみくもに真正面から行ってはかなわないが、リーダー企業の強みを弱みに転換させることで、逆転することが可能になる。

この本はその逆転の戦略を描くための要因、スタンスなどを豊富な事例を紹介することで解説している。いろいろな業界のケーススタディとして具体的企業名や商品名など登場するので理解しやすい。マイクロソフト対グーグルの事例も紹介されているが、逆にネット系はこれくらいであまり深い解説やその他の事例は登場しない。

自分の場合であれば今Webサービスを立ち上げてエグジットを目指そうとしているが、それなりの成功を目指そうとするならば、やはりビジネスになるようにマーケットや競合への対策を考える必要があるし、それをビジネスプランで示して、外部の人の理解を促す必要がある。Webの世界も成熟してきているので競合がいないということはまずないので、先行者がいる中でどう差別化してシェアをあげていけるのか、この本を読んで競合側の視点にたって対策を考えることができた。

特に参考になった点は、リーダ企業がすでに資産を持っていることにより逆にやりたいけどもやれないジレンマが発生する部分がある。具体的にはメーカーであれば今まで営業チャンネルとして活用してきた系列店、チェインストアがあるだけに、ネット販売や量販店を優先させづらいジレンマがあるという。相手が取りづらいやり方をこちらが行なってしまうことはかなり効果的だとイメージできた。

ただ、実際自分がどう実践していくかはこの本には用意されているわけではなく、それは自分で答えを出していくことであるし、挑戦者にとっては当然必要なやるべきこと、ということはわきまえていないといけない。あくまでこの本は過去の事例から分類し法則性を見出し、概念的に理解しやすいようにフレームワーク化したまでだ。これらを理解した上で自分は何を発想するか、具体策として何を行っていくかが問われていく。

やはりこの部分は挑戦者としての醍醐味なのだし、誰かの責任にしてしまいたい心情かもしれないが、頭を悩ませつつ実際行動として打って出て、そのフィードバックを感じことができる。このことは挑戦者だけが味わうことができる贅沢なのだと思いたい。

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芸術起業論

芸術起業論

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絵画をわざわざ見に行く習慣がない自分には芸術という世界は、何か感覚的なものが価値になっているという点でかなり縁遠い業界かと思っていた。

この本を読んでみて始めて分かったのは、そんな主観的な扱いをして作品の評価基準があやふやなイメージになっているのは日本だけで、本場の欧米のアート業界はお金が回るためのフレームワークと明確なルールがちゃんとあって、アーティストはそのフィールドの中で戦略的な振る舞いをして作品の価値を最大化することを狙っている。

これは芸術というフィールドではあるが、巨大なお金の回るマーケット上のビジネスであって、アーティストは絵がうまいとかそういう次元でなく、作品の背景を思考し、周りの人を動かし、プレゼンテーションする、まさに起業家なのだと。なるほどまさに「芸術起業論」のタイトル通りだと思った。

この本は単なる芸術業界のお話ではなく、自分が後ろ盾がない状態からどうやって生きていくか、また競争の激しい評価がつきまとう環境の中で、いかにして成功していくか、一人の人間がビジネスの舞台で本当に勝負するための思考、割り切り、実践を示していると言っていいと思う。

業界は違えど、ネットの世界でスタートアップしたばかりの自分と重なる点があった。

作品の歴史的な背景を知り、意味付けをして客観的評価を高めていくことは、ビジネスプランを作ることと全く同じ。ひとつのアイデアだったものが、客観的評価を得るには思いつきのレベルでは資金を得ることはできないし、それはビジネスの土台すらのっていないことになる。

シリコンバレーというフィールドも同じだなぁと思う。ひとつのサービスが大きな富を生むようになるために、最初に何が必要かを確かめるために実際現地に入ったが、単にアイデアもしくは作ったものの紹介止まりではやはりそれは単なる思いつき、個人の趣味レベルの話。創業者に求められることはそこから先にビジネスとしてどう意味付けをして、可能性を示してサービスの価値を高く思わせるかということにつきるように思える。さらにシリコンバレーではトラックレコードや強烈なコネクションがないとスタートアップが順風満帆に最初から資金を取り付けてスタートするのは難しい。

もうひとつの共通点は、日本の芸術の世界でも評価を曖昧にしたまま、生きて行けてしまう人たちがたくさんいるということ。これは世界のトップの舞台ではいない人たちで日本のITの業界でも同じ。日本のベンチャーでは余りない傾向だと思いたいが、昔からの大企業、それに依存するだけの中小企業ではまだまだ根深いところだろう。

もう自分はそういう世界にいた経験を反面教師にして今は埋没しない場所に立っているが、入ってくる情報の中に変わらずに壊れていない部分が見えるたびにすごいフラストレーションを感じる。自分の問題というよりも、フラストレーションを自分は絶対そうならないというモチベーションにしているのは村上氏も同じだった。

最近、日本人が世界の舞台で本当に勝負していくためには、どう振舞うことが必要なのだろうと考えていて、この本の中でもそのふるまい方が具体的に紹介されていた。自分が出した結論と大まかには村上氏も同じで、すでに村上氏は実際作品の価値を作るために利用してきていた。それは、いくら日本を出て現地に飛び込んでも日本人であることは捨てきれず、むしろそれを新鮮なアピールポイントにしたほうがいい、むしろ利用しないことにはその他大勢に埋没してしまう、ということだった。本場にはない日本だけが持っている特徴もしくはまだ知られていないポイント、これらは本場にはまだ浸透していない特徴であり新しさになるので、取り込もうとするから差別化のポイントになりやすいだろう。これはこれからの自分の振舞い方で利用の仕方を模索したいところだった。

世界のフィールドでビジネスを展開し始めようとする自分にとっては、先駆者としての村上氏の意識の共通点があったことが嬉しかったし、苦悩しながらつかんできた実践は生きたガイドラインになると思う。

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TechCrunchJapan 東京Camp デモピットに参加します

http://jp.techcrunch.com/wp-content/uploads/StartupMeeting_vol5_02.jpg?w=830

6月からのシリコンバレーオフィスでの活動開始前に5/27に開かれるTech Crunch Japan主催の東京Campに出ることになりました。東京Capmは20社ほどのスタートアップがデモする場を設けて来場者の方々がそれぞれ見て回れるイベントです。今回は25社程度になるそうです。

その1社として参加して、私が説明員としてデモビットに入ります。会社名は fluxflex, inc. です。

開発途中段階ですが簡単なデモを実施しながら、fluxflex がどんなサービスか、何をしたいか。来場者の方々に説明いできたらと思います。

また、僕らのサービスは Amazon EC2/S3 などの AWS サービスを利用していることから、Amazon Data Services Japan からプロモーションの支援をいただいていて、今回ノベリティグッズをいただいちゃいました。

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ステッカーとペンとあと限定のキューブみたいなもの?もあります。デモビット配布できればと思います。

僕らは日本でのネットワーキングも重要視していますし、これからいろいろな方と出会っていきたいと思っています。今回の東京Campを機に可能性を広げてくれるような良いネットワークが作れたらいいなと思っています。

是非 fluxflex のデモピットにおこしください!!お待ちしています~

JETROの短期プログラムに合格しました。6月から2ヶ月間サンノゼにいます。

最終的なジェトロとの契約締結が終わった段階で公に出来るかなと思ってましたので、このタイミングになりましたが、id:keikubo とシリコンバレーベンチャーを目指す最初のステップとして、ジェトロの短期プログラムにエントリーしていて、合格しました。

ベンチャーインキュベーション in USAのシリコンバレーの施設であるBICに6月から入居します。

短期プログラムにした理由は、エントリーした段階ではまだ法人を作っていなくて、個人としてエントリーできるのは短期プログラムだったことと、会社の準備段階からのサポートは自分たちの段階と合っていると思ったからです。

6/14からサンノゼにあるBICに入居し、短期プログラムの期間である3ヶ月間はシリコンバレーでオフィスを構えられることになります。(その後、オリジナルプログラムへ移行して、い続ける可能性はありますが)

僕はビザのめどがっていないので、90日間フルでい続けるよりかは、その後もシリコンバレーに通うことを考えて、2ヶ月間の滞在としています。

ジェトロのインキュベーションプログラムはエントリーの条件も厳しくはなく、比較的間口は広いかと思います。選考にはビジネスプランの作成と1回のプレゼンテーション(審査会)で決まります。日本人からシリコンバレーで起業を目指すなら現地のインキュベーション施設にいきなり入るよりかはハードルが低いかと思います。国内に会社を持っているところが進出する際に利用するケースが多いようですが、僕らのようにアメリカで登記したまったく新しい会社も対象になるので、シリコンバレーに進出するひとつの選択肢にしてもいいかもしれません。

一応、今までのジェトロとのことをまとめておきます。

  • 2009年12月 ジェトロのWeb上の情報より電話で問い合わせ その後、担当者とメールやり取りが始まる
  • 2010年1月 Webの申し込みフォームより申し込み
    • 同じ時期に担当者との対面の打ち合わせ。プログラムの説明を受ける。今後の流れを把握する。
  • 1月下旬 エントリーに必要なビジネスプラン(ジェトロから内容の要件指定がされている)を提出。一次コメントをもらい修正。
  • 2月中旬 審査会開催 ジェトロ先端技術交流課の方々と外部の審査委員の方に対して提出済みのビジネスプランをプレゼンテーションする
  • 3月中旬 ビジネスプランの追加資料を提出
  • 3月下旬 合格通知 # この時点から1ヶ月以内に法人を設立し、ジェトロとの契約を締結する条件がある
  • 4月上旬 アメリカで設立した会社の情報を送る
  • 4月下旬 契約書が郵送され取り交わしを行う
  • 5月中旬 BICの現地のスタッフの方と事前のレクリエーションを受ける

現地のサポートの内容やアドバイスはこれから受けてみないとわかりませんが、僕らにとってはひとまずオフィスとアドバイスしてくれる環境を得られたのは大きく、最初の基本のステップには進めたと思います。

1点、注意が必要だったのは、短期プログラムは会社設立のサポートも含まれていますが、これはすでにある日本の会社がアメリカで子会社を作る際を想定しているようで、僕らのようにまったく新規の会社設立はサポート対象になれなかったことは想定外ではありました。

合格通知後、契約締結までの間に会社を作りその会社と契約することが条件になっていますが、この時点ではまだジェトロと契約締結はしていないので、自分たちで会社の登記処理を行う必要があります。同じようなケースで考えてらっしゃる方がいれば参考にしていただければ。

会社の事務、サービスのローンチ、ネットワーキング、資金調達などなど山積みですが、ともかく、6月から7月いっぱいまではサンノゼにいますので、もしこれを機にシリコンバレー行こうかな?と思っている方は是非遊びに来てください~

ロングテール

クリス・アンダーソンのFREEは読んだのだけど、実はその元の位置づけとなるロングテールはちゃんと読んだことはなかった。

ロングテール(アップデート版)―「売れない商品」を宝の山に変える新戦略 (ハヤカワ新書juice)

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この本はおなじみのロングテール曲線についての解説ではなく、ロングテール曲線を描けるサービスが実際に存在したことによって、従来のヘッドの部分だけを見ていた者たちが衰退していく傾向にあることを解説している。そういう意味では世の中の大きな変化を具体的に見ながら解説してくれている本と言える。様々なデータや分野から実例を示しながら細かく解説しているので、ロングテールが及ぼすインパクトを概念的でなく実感として感じやすいだろう。

ロングテール自体の意味は他の本でも紹介されているので概要は理解していたが、世の中へのインパクトはどんなところにあるのかを理解したい場合は、やはりこの本を読むことで得られると思う。

ロングテール曲線の詳細について知らなかったこととして、あのおなじみの曲線は、テールの先の方に行ってもミクロの範囲ではロングテール曲線を示している、というのは面白いことだと思った。結局、人の好は限界がなく、数は少ないながらもニッチなものが永遠と続いていく。

読み終わって思うのは、映画・音楽・テレビ(民放は特に)に携わる人達はこれから大変だなぁと人ごとながら危機感を感じる。特にマーケティングという立場にいる人達にとっては、従来とは正反対の考え方に変化することを求められていのがはっきりしているということだ。これを自覚しているマーケティング担当者は青くなって勉強し直すのだろう。残念ながらまだ考え方を入れ替えられていない自称 or 従来のマーケティング担当者の方が圧倒的に多いと思うけど。

結局、特定の作品なりをオススメとして露出を増やして売上をあげる。という方法はもう効果が上がらないし、今後は下がる一方と分かっている。そもそも作品を特定するのは売り込む側から購入する側であるユーザに権利が移ったので、「オススメする」から「ゆだねて選んでもらう」というスタンスに変わる必要がある。だから正反対の考え方が必要。

ユーザが「自分の好みの作品を選んで買う」いうこの状況はすごく健全で、本質的なことだと思う。今までは環境がなかったことで、特定の情報だけを選ぶために選別する人が売る側に必要だっただけだ。

ユーザは逆にオススメを鵜呑みにせずに、自分は何が好きか、どんなものを求めているかを考える必要がある。この視点の延長で、自分の振る舞い方と照らすべき、良い文章に出会えたので引用する。

確かにネット上に完全に信頼のおける情報というものはないので、どれだけの情報源にあたって最終的な判断を下すかは本人次第だ。だから何が正当かは当然決まっているとか、絶対に間違えない組織があると信じて自分を甘やかす時代は終わり、混沌とした情報の渦の中で調べて考えることを要求される —-そうすれば報われる—- 時代が来たのである。

クリス・アンダーソンはネットに生きているなぁと思う。こういう生き方・振る舞い方に直接響く文章は本当に良い。言い切れることも素晴らしいし、実はネットに対するこういう筋の通った文章を提示している人は本当に少ないと思う。

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「分かりやすい表現」の技術

なんとなくタイトルに惹かれて、捨てられそうになっていたこの本をもらって読んでみた。

「分かりやすい表現」の技術―意図を正しく伝えるための16のルール (ブルーバックス)

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豊富な「分かりにくい」例を示しつつ、分かりやすい表現をするための16個のルールを提示している。ページ数は少なく分かりやすく端的に述べられている。

新鮮だったのが、「分かる」ということを科学的に説明している部分だった。

いくつかの言い方をしているので、転記しておく。

「分かっている状態」と「分かっていない状態」の違いは、情報が脳内の整理棚にしまわれているか否かの違いです。

「分かる」とは、新しい情報の構造に関して、自分がすでに知っている情報の構造と照らし合わせ、それと一致するものを認識することです。

「分かった」と思うのは、抽象化によって一つの共通グループを形成したり、またはすでに形成済みのグループに新しい事柄を所属させる、つまり整理棚の一区画にしまい終え、安心できた時です。そのとき「分かった」「納得した」と感じるのです。

あまり自分で「分かる」ということを自覚したことがなかったので、良い発見だった。

分かりやすさを強く意識するのが、スライドを使ってプレゼンテーションをする時かと思う。16個のルールに照らせば、スライドの組み立て方に具体的に参考に出来そうだ。でも、スティーブ・ジョブズの数字しか書いていないスライドを見せるような、見る側の想像力をかきたてるようなテクニックにとはまた別で、純粋に分かりやすく説明するための心得として書いている。

今後、ドキュメントづくりや相手に話す時にでも活用できるとよさそうだ。

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診察終了と今までのまとめ

この日で矯正歯科に通うのは最後となった。

上下の歯型を取られ、あとはリテーナーを作り直したいときや洗浄したいときにこちらから連絡をすることになるらしい。リテーナーをつけ続けるかやめてしまうかはこちら次第ということで、もう自由に決めちゃってくださいということらしい。

なので、定期的に通うのは終了で普通に過ごせていれば何も無し、ということで終了。リテーナーにして2年間くらいがチェック期間としているようで、予定通りに終了となった。

本日の精算 : チェック料 ¥5,000

リテーナーを長時間外していると前よりも動く量は減ったが、やはり戻りやすいので引き続き食べる時以外はつけていようと思う。今年一杯くらいこのペースでつけていれば動かなくなってくるかなと思っている。

通うのはすべてが終わったので、今までのまとめをしてみようと思う。かかった金額の合計と期間を表にしてみた。

期間 内容 金額 通院回数 memo
4ヶ月: 05/11/22 – 06/03/12 検査・準備 ¥67,180 7回 内2回¥14,130 は歯科医院での永久歯の抜歯
1年10ヶ月: 06/03/18 – 08/01/05 ワイヤー器具 ¥693,000 22回 -
2年3ヶ月: 08/01/19 – 10/04/06 リテーナー ¥105,400 11回 -
総合計 トータル期間: 4年4ヶ月 ¥865,580 40回

まとめで分かったこと書いてみる。

  • 総合計金額は最初に80万くらいと聞いていたので若干オーバーしたが大体あっていた
  • 次回予約時に候補日の中からなるべく遠い日付を選べば数回分 x チェック料¥5,000は減らせただろう
  • 矯正は通う回数ではなく期間とその時の状況によってやるべき内容を決めていくので、回数を減らせばその分金額はかからなくできる
  • 通う頻度は以下だった
    • ワイヤーを付ける前は2週間ごと
    • ワイヤーを付けている間は4週間ごと
    • リテーナーにしてからは3ヶ月ごと
    • 頻度は下がって時間の確保は楽にはなっていく
  • ワイヤーの期間が2年弱というのは早い方らしい
    • ただ早くワイヤーを外してしまうと元に戻りやすい懸念も出てくる
  • 期間としては4年以上。結構長かった
    • 引越してからそんなに通う回数がなかったのが幸い
    • 引越しや転勤がなさそうな事も矯正を始める条件になるかと思う
      • 通うのが厳しくなった際は近くの矯正歯科を紹介してもらって引き継いでもらうようだが、せっかく選んだところが変わるのは心情的にない方がいいと思う。
  • どこまで歯並びを変えたいかは自分が決める。それによってワイヤーを付ける期間と抜歯する or 隙間を削るなどの方法が変わってくる
  • リテーナーをいつまでつけるかも自分が決める。やはり最後は自分の判断。

今まで歯科矯正に通った履歴は全てこのブログの[歯科矯正]カテゴリーに記しておいたので、これから矯正を考える方の参考になればと思う。

シリコンバレーで起業しました。本当のチャレンジの始まり

サンフランシスコ滞在中の3/22に、id:keikubo とアメリカで起業しました。

2009年2月よりShakeSoulという自分の会社を作ってやってきましたが、ひとまず開店休業状態にして、今回作った会社でシリコンバレーベンチャーとして、今後すべての時間を使っていくつもりです。

シリコンバレーベンチャーとしてどこまで行けるか、成功/失敗はっきりするところまで、やれるところまでやってみるつもりです。

今回シリコンバレーに挑戦する事を決めたのには去年からの流れがある。

昨年に自分の会社を作った目的は、やりたい分野でやりたいレベルの仕事をやって食べていけるかの実験をするためだった。やってみた結果、顧客を開拓するところから始めてある程度売上を得られたので、この実験は成功したと思っています。

次のステップとして2010年はどうしていこうか考えていた時にやはり、本当にやりたい事だけをやっていく段階に入りたいと思った。

今までは主に受託の形態で、ある特定の顧客向けにシステムを構築したり何らかの付加価値を与えていくが、これは特定の顧客への依存度が大きく自分の思い描くものは実現できないです。

この依存度をまったくなくした状態が本当に自分のやりたい事になるはずで、外部要因に左右されずにネットサービスを作り拡大することだけに邁進することこそが、自分としての最終的な理想の段階だと思っていました。具体的にはやはり、id:keikubo とアイデアを固めてきていたサービスをベンチャーとして提供し、Exit目指すことだと思いました。そして、今回シリコンバレーベンチャーとしてチャレンジするスタートを切りました。

自分の想定よりもだいぶ早いのですが、今回の起業はまるで何かに誘われているかのように偶然や幸運によって実現できたと思っています。

ちょうど1年前にJTPA主催のシリコンバレーカンファレンスに参加して、またこの地に来てベンチャーとして勝負できたらいいなぁと漠然に思っていたけれども、まだ自分の会社を作って実績が作れていなかったし、まずは1年後くらいからシリコンバレーとの関わりを徐々に作っていければいいかなぁくらいのゆるい希望を描いていたくらいでした。

id:keikubo に梅田望夫さんオフィス訪問で同じグループになっていなかったら、サービスのアイデアを交流することもなかったし、彼と一緒にやろうと決めることもなかっただろう。彼がいなかったらそもそも会社の登記すらできなかった。(起業の仕方はWebページから終わらせることが出来ていたって簡単だけれども、Social Security Number が必要だったりと、住んでもいない日本人がいきなりアメリカに会社を作るのは難しい。)

自分にはビザの問題が大きくあり、1月に self employ に対して H-1B を発行するのは NG という方針が出たこともあり、日本からシリコンバレーベンチャーを目指す環境はますます厳しくなってしまっている。それ以外にも英語、プログラミングなどなどたくさん補わなくてはいけない部分は多いと実感する。

今まで転職を重ねながらステップアップして、会社を作ってと幾つかの節目でチャレンジをしてきたけれども、今回のチャレンジは今までで一番大きくリスクも高いものになるだろう。まったく新しいステージで新しい振舞い方が求められると思っている。

この大きなチャレンジによってひとついい結果が出せればいいと思うし、この新しいステージでの経験が自分を豊かに大きくしてくれればと思っている。

Amazon EC2 Auto Scaling をもう少し詳しく見てみた

以前、Auto Scaling について触ってみた内容は以下のエントリーで書いた。

Amazon EC2 新機能 Monitoring, Auto Scaling and Elastic Load Balancing を一通り触ってみた – つれづれなる・・・

それ以降、実際に使ってみて、正しくない部分に気づいたので、前のエントリーの修正をしつつ追加で分かったことを含めて書いておく。

Auto Scaling の設定手順をまとめてみる

Auto Scaling の設定はいくつかの設定を依存させて動作させているので、その整理を行う。

設定すべき内容は以下3つになる。

  1. launch-config
  2. auto-scaling-group
  3. trigger

順番に設定する必要があり、依存関係は launch-config > auto-scaling-group > trigger となっている。

それぞれについて解説する。

launch-config

自動的にインスタンスが起動する際に必要な項目を設定する

  • 設定する項目</p>
    • LaunchConfigurationName: 名前
    • AMI: 立ち上げたいAMIを指定する
    • key pair: 必須ではない設定項目だが、これを設定しないと key を使った ssh login ができないため、設定した方がいい
    • security group: 起動したインスタンスに適用する security group
    • instance type: 起動するインスタンスのタイプ smallとかlargeとか
  • 作成するコマンドは、as-create-launch-config
  • 例: