ポストモーテム in Players1st Team Meetup #01


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先週8/31に Players1st ではじめてオフラインでチーム全員顔合わせをしました。 言うなれば Players1st Team Meetup #01 です。 その時のスライドは こちら

普段は全員リモートワークで4ヶ月間も1回も顔を合わすことなくローンチできたことは、あらためてすごいなとと実感。

初対面の瞬間はコミュニケーションは取っているのでよそよそしさはないんだけど、お互いの姿を見るのがなんだか不思議な感じ。そんな感覚も時間がたつごとになくなって、懇親会では普通の感覚で打ち解けていました。

いやぁ、良いチームだ。いいまとめだった。何が良かったのか。良いチームの要素みたいなことは後々書きたい。

今回は Players1st Team Meetup #01 で行った、振り返りの手法 ポストモーテム についてです。

ポストモーテム

ポストモーテムとはラテン語で「検死」とか「事後の検討」とかいう意味があるようです。 手法としてのポストモーテムは、プロジェクトが終わった時にチームメンバーで振り返るための手法と捉えています。

以前、あるチームのマネージャー役として一緒に開発案件にたずさわったパートナー企業で当たり前のように案件終了後にポストモーテムを行っていて、その経験からポストモーテム良いなぁと思っていた。

今回、ローンチまで一区切りという感じなので、チームメンバーによって関わっている時間の差はあれど、色々出し合って共有するにはポストモーテムがちょうど良いなと思ってやってみた。

これが正しいポストモーテムのやり方かはわからないんですが、次回以降もチームでやれると良いなと思っているのでやり方をまとめてみる。

狙い

ポストモーテムをやる良い面・成し遂げたいこととしては、

  • チームメンバーの序列に関係なく全員が意見を出し合える、見せ合える。
  • 自分の発想以外のチームメイトの意見を知ることができる。
  • 自分だけの役割・視点だけではなく、全体を俯瞰してみることができる。
  • 良い面、悪い面、そして解決方法を含んだ今後のアクションを流れの中で自然と考えられる。

つまりポストモーテムは、 チームみんなの一体感を保ちながら次に元気良く向かうことがしやすい 手法と思っています。

おおまかな流れ

  1. Keep を書く、眺めて言い合う
  2. Problem を書く、眺めて言い合う
  3. Try を書く、眺めて言い合う

注意事項

批評ではなく各自思いついたものを出しあう。

あくまで一体感を持って次に向かうのが大事なので出た意見があっている・間違っているを議論する場ではない。

進め方

  1. ポストイットに5分くらいで書き出す
  2. 壁に貼る
  3. はられたポストイットをグルーピング
  4. 書いてあることに対して分からなければ質問する
  5. だいたい全員が貼られているものを見て理解したら終わり

というのを、Keep, Problem, Try と順に繰り返す。

正味3時間くらいかかりました。自己紹介の時間もあったので、実際は1.5〜2時間くらいで終わらせられると思います。

最後にログとり

貼った状態を写真にとってミーティングログとして残す。

あとは、Try はあげっぱなしにならないように、書き出して TODO のように誰かいつまでに実施するかを決めてメンバーの同意を取りました。

Players1st Team Meetup #01 のポストモーテム結果を公開

固有名詞は隠していますが公開してみます。こんな感じで Players1st づくりをやって来ました。

Keep Players1st Team Meetup #01

Problem Players1st Team Meetup #01

Try Players1st Team Meetup #01

いきなり Keep が多かったのは今までの進め方がある程度成功した証だったので嬉しかったです。Try もしっかり Problem を反映したものでこれもたくさんあがったのは、それだけメンバーの問題解決意識の高さの表れだと思っています。

次回の Team Meetup #02 は2017年1月後半

次回は来年1月後半予定となりました。それまでまたリモートワークのオンラインコミュニケーションのみです。

その時のまとめがどんな結果になるか楽しみだぁ。

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