WordCamp Tokyo 2013 スピーカーとして初参加してみて思ったこと


WordCamp Tokyo 2013 に初めて参加しました。

WordCamp Tokyo 2013

当日は運用セッションのスピーカーとしての立場のあったので良いセッションになるかちょっと心配したのですが、とりあえず無事に終わったし、なにより自分が楽しく思えたイベントだったのでしっかりまとめてみたくて思ったことをつらつらと書いていきます。

これぞコミュニティー

今回初参加ながらスピーカーという立場でしたので、当日以外も打ち合わせやリハーサル時にスタッフの方々と接する機会があり、当日前の時点で少しイベントの内側から見ることができました。必要な人員配置がされていて、当日に向けたスケジューリングがしっかりしている印象を持ちました。実際スタッフの方々はバタバタだったのかもしれませんが。

当日の会場はスタッフの充実っぷりが素晴らしかったと思います。人数も多いし会場のあらゆるところにスタッフの方がいらっしゃる。また、ひとりひとりが楽しもうとしている感じが伝わってくる。このスタッフの方々のスタンスが会場の良い雰囲気を作っていたと思います。

来場者が話を聞くだけじゃなく何かに触れることができるように、よく企画されている点も嬉しい配慮。セッション後に畳の上で座談会を開いてスピーカーと聞いた人が交流できたり、カルタができたり、こういったちょっとした交流がフラットな感覚を生んでくれるので、とても良いと思いました。

WordPress コミュニティーのお祭りにふさわしいとても良いイベントでした。これはまさに営利目的を超えて「みんなのために自分が参加しようとする」コミュニティーの良さを存分に味わえました。

あらためて実行委員長 大串さんはじめ数多くのスタッフの皆さんに感謝します。ありがとうございました!

WordPress の経済圏の大きさ


WordPress は世界の CMS のマーケットシェアで58%を占めるダントツな存在です。

日本でも同じような状況だろうと思っていて、単なるブログツールを越えて、コーポレートサイト、ECサイト、イベントサイトなどなど幅広い用途に使われていることを実感していました。
スマートWordPress のインタビューで WordPress の制作を仕事にされている方やブロガーの方などお会いさせていただいて、WordPress で食べている人がこんなに多いのかぁ、と思っていたのですが、WordCamp 当日でさらに色々な立場の方がたくさん参加されていて、企業スポンサーが WordPress 関連のサービスを紹介したりするのを見ると、思った以上にこれは大きなマーケットになっているなぁ、と思いました。
日本ではあまりユーザはいないようですが、WordPress.com が提供している VIP サービスは高額ながら TechCrunch を始め、政府系、ニュースメディアなど多くの顧客に利用されていることが基調講演で紹介されました。本家のビジネスとしてもしっかり成り立っている印象を持ちました。

WordPress という1つのツールを中心として、プラグイン・テーマの開発者、デザイン周りの制作者、コンテンツ提供者、そして私のようなサーバ環境をサービス提供する会社、色々な立場がお金を動かしている。ビジネスとなりうる充分な大きさがあると言えます。

テックと非テックのちょうどよい立ち位置

普段勉強会やコミュニティーの会合に行く場合はエンジニア色の強いものに行っていたのですが、WordCamp はデザイナーやブロガーも含み、登壇したセッションの聴衆者も半数がデザイナーだったことから、テクノロジー色は少ないイベントだと思いました。

ただ、WordPress 自体は若干の技術的知識が必要で、テーマを作るにしても WordPress 関数を使ったりするので、テクノロジー色がそもそもあるものだったりします。テクノロジーを使うんだけど、非テクノロジーの部分も大きいというちょうどよい立ち位置のイベントになっているので、来場者も多く、イベント企画の遊び心やドキュメントの見た目の綺麗さに表れているのかなと思いました。

まとめ

本当にたくさんの人たちと知り合いになれたことは、大きな財産を手に入れたようなものだと思っています。
今後も WordPress コミュニティーと関わってなにか貢献できたらと思っています。今から来年の WordCamp が楽しみです。

登壇した方の中でサーバエンジニアの立場は私くらいしかいなかったので、貴重な?立場を活かして今後も WordPress コミュニティーの中で重宝がられたりするといいなぁ。