最近エンジニアについて思っていることをうまく具現化してくれた


ここ1年くらいインターネットビジネスに関わる中でエンジニアってこれからどう振舞っていくのかと考えてきてて、最近ある結論を出そうと思っているのだけど、一足早く紹介されてしまった。

技術力が高い人こそ、ビジネスモデルの良し悪しにもっと敏感になるべき ちょっと視点は違うのだけど、エンジニアに求めるスタンスとしては一致している。

これでは技術者と戦略家の利害はどんどん対立してしまいます。この悪循環をくい止める唯一の方法は、技術者が ──特に、優秀であればあるほど── ビジネスモデルの良し悪しを嗅ぎ分ける嗅覚を持つことです。誰が優れた「儲ける仕掛け」を生み出すことができるのか、技術者が判断できるようになれば、人月ビジネスから抜け出す見込みのない会社を見限ることができるようになるでしょう。

対称性を考慮すれば、戦略家が技術の優劣を嗅ぎ分ける嗅覚を持つことによっても、利害対立の悪循環をくい止めることが (理論上は) 可能ですが、高度に専門化・細分化してしまった技術を、技術者ではない戦略家に (優劣を判断できるほどに) 理解してもらうことは現実的とは思えません。戦略家と技術者が協力しあうには、まず技術者の側が相手を理解する必要があるのです。

優秀な技術者が事業にどれだけ貢献し得るか実感できれば、優秀な技術者に対して、その能力に見合った待遇 ──報酬はもちろんですが、仕事量を減らして OSS コミュニティへの貢献を推奨するなど── を提供すれば優秀な技術者が集めやすくなる、ということも実感できるようになることでしょう。

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技術者の待遇向上の鍵は、技術者がビジネスモデルの良し悪しにもっと敏感になること、すなわち会社における技術職以外の職種の役割についてもっと理解し、技術職以外の人達についても、その能力の優劣を見分けられるようになることにこそ、あるのだと思います。

エンジニアとして戦略家たちとどう組むかみたいな話はちょっと置いておいて、純粋にエンジニアが手を動かしサービスなり製品を作るのだからもっと自ら判断基準を持って作っていっていいんじゃないかということ。

作業や方向性に指示待ちをする人が多いけどそれはそこまでのレベルで、次のレベルはエンジニア自身の発想した作業、方向性を提示し続けて実際作って説得することだと思っている。その判断基準は思いつき程度ではもちろんダメで、世の中の情報や手法をそれなりのレベルで理解している土壌の上に生まれるのだけど。

そういう意味ではエンジニアは今までの 上から下 のしがらみを解いてもっと開放していい。一番早くて生き生きしたサービスっていうのはそういう動きがいろんなところでうごめいているんじゃないかと信じ始めているんだなぁ。