「まだまだwebでできることを知らない企業が多い」という言い方になんか違和感を感じた


あるベンチャーの社長さんと話している時に、webでできることに疎い大企業はまだまだいるからまずはそこをターゲットにして売っていく。ような話を伺った。多分5年位前ならウンウンとうなずいたと思うけど、なぜか完全同意できない自分がいた。

あとから振り返ってみてちゃんとは整理できていないけど思うままにメモしてみる。

webを使って企業アピールをしたい。とか、webで直販してみたい。ということを考える企業は確かにいるし、これはインターネットが認知されたちょっと後からすでにできているし実際そうやって来たところは多いはず。ただ、こういうことを考えるのは既存の売上がある程度確立された大企業がアピールであったり新たな販売チャネルを作りたいからという理由で、本当のところwebで勝負する!!までのモチベーションはそもそも持っていないと思う。

そんなに強くないモチベーションの顧客にECサイトを作ったとして、サイトを作ったことの効果はさておき作った後の運営含めそれなりの売上は上げられベンチャーとしての売上確保はできるだろう。それはそれで会社が食いつないでいく意味ではOK。

昔ならばそれで良かったけど、今のインターネットは発展しているのでそういう手法はもう古いのではないかと思っている。あとベンチャーがもう一段上の勝負をするにはリスクと成長力のかけ方が全く不足している。

その理由は、

  • インターネットは情報の整理が進み、個人にフォーカスされた情報の発信と受信が可能なフィールドになった
  • 現在のインターネットは会社の規模に関係なくサイトが爆発的に注目される可能性を秘めている
    • 大企業だから、既存の売上があるからという理由だけではサイトの爆発力は誘発できない
  • すでにECを含め会社規模は小さくてもサイトを運営しているところは爆発力を狙って勝負してきているところが山ほどいる
  • ユーザの志向性にフォーカスするとゆくゆくはブランドがあることは意味がなくなる
    • メーカーが直販するためだけのサイトはそれほど爆発的な効果は得られない

大企業がであっても本気で爆発的な売上を狙って仕掛けているのであれば、”webでできることを知らない”のような素人感覚でいたら絶対負ける。というより本気度がないから素人感覚なのではないかと思う。

勝負をかけている小さいところはいっぱいいるのだからスタートラインからしてもう遅いし、それをこちらが啓蒙していって、、などというのは何か本末転倒だと思う。

個人的には会社規模関係なく爆発的な伸びを狙っているところをパートナーにすべきではないかと思う。逆にwebに疎いという大企業がいることはチャンスで、これをひっくり返すことができるのだから。